発表からかなり待たされてようやく入荷したと思ったら、長期のブランク。特にディト付きモデルは待たされました。今回は新作ルテニュームダイヤルも入荷。タンゴマット発売にあたりノモス社の方では、実際にいろんな職業の人にモニターになってもらいデーターを取るというランニングテストを続けたとか。通常のタンジェントはケースが裏蓋を入れて3ピース構造ですが、タンゴマットの38.3mmケースは10気圧防水のタンジェントスポーツにみられる2ピース構造が採用されています。防水表示こそは3気圧ですが、自動巻として実用時計としての配慮のひとつかと思います。
ノモス タンゴマット
月別アーカイブ: 2007年9月
ベーシック・ルテニュームダイヤル入荷!
今年の新作ベーシック・ルテニュームダイヤルが入荷しました。グレー色のダイヤルとブラッシュ仕上げのチタンケースのコントラス はすっきりスタイリッシュです。シンプルなダイヤルに光の具合でサファイアガラスに写る、筆記体の文字が、やっぱ、おしゃれで魅力的ですね。
SOLD OUT
NATOナイロンストラップを合わせてみました。
クロノスコープ (40mm)とオートマチック(38mm)入荷。
お客様からマックスビルのクロノスコープどう思う?とお問い合わせいただいたのがきっかけで、取り寄せて現物を見ているうちに、個人的に気にいってしまい(欲しくなった)3針オートマチックを含めてレギュラーで取り扱うことにしました。以前手巻きモデルは掲載していましたが、しばらくお休み状態で久々にコーナーを復活しました。クロノグラフは40mm,自動巻3針は38mmとサイズアップしていますが、基本的なフォームは手巻きの時と同じ、プラスチックのドーム型フーボーに非防水というかなりマニアックなスペックをもちます。ただこのドーム型フーボーが作り出すこの感じがこの時計の魅力でもあります。非防水といっても、ケースバックはスクリューバック式でもちろんパッキンがかんでいますので、日常生活では、激しく上からもしくはリューズまわりに水がかかったりすることに注意、またキズに対しても、多少のものは、研磨剤付きのクロス等で取ったりもできます。気になったら交換すれば良いのです。ダイヤルのデザインは1962年のものですが、時間も見やすく無駄が無く、45年たった現在でも古くささは感じられません。なんかホッとする時計です。
ユンハンス マックビル
22年前に既に実用化していたソーラー時計。
公園のポールや建物の壁面にある大型の時計、あの時計の中には機械は入っていないことをご存知ですか。実は時計の下のポールの中やボックスに駆動器というものがありそれが何メートルか上の大型時計を動かしています。人目に触れることの無い、いわば陰の立役者。写真右のQP-10はつい先日まで現役で時を刻んでいたSEIKOの駆動器。私の父が1985年8月に地元の会社さんの屋外壁面に取り付けた物で、電源は当時画期的な太陽光・ソーラーシステム。初物だったので取り付け当初は太陽光だけでどこまで動くのか不安はあったはずですが、実際は、この22年間蓄電池を2回ほど交換したぐらいで、太陽光のみでづっと時を刻み続け多くの人々に時を知らせていたわけです。先月ついに調子が悪くなり結局セイコーでも修理不能、新型現行機種QP400に交換することになりました。駆動器自体の軽量化が時のな流れを感じさせます。来週現場で取り付作業です。慣れない作業で不安なので、現場でパニクらないよう十分準備して望むつもりです。動かなくなったQP-10の無骨で重い本体を見ていると何故か郷愁をさそいます。ご苦労さんでした。
KT0301PクロノB2チタン再入荷!(チタン&ラバーで軽量化)
人気・定番モデルブラックダイヤルのクロノB2が再入荷しました。先日、ラバーストラップ調整の際、バランスを見る為に自分の腕にクロノB2チタンを巻く必要がありました。その時愛用のクロノCをつけていたので、それを外して、巻いたわけですが、「エっ!」と思う位軽く感じたのです。殆どつけていないような錯覚にもおちいりそうでした。で今回入荷した際に実際にどのくらいか計ってみたところ本体とラバーストラップ(カットしていない状態)で83.5g、バックルが14.2g合計で97.7gと100gを切っています。どうりで。時計の重さに関しましてはお好みで、ズッシリくる重さがたまらないというかたもおられますが、女性をはじめ腕の細い方が大きめの時計を選んでストラップやブレスを調整するとどうしても頭デッカチのバランスになり装着した腕に負担がかかります。その点チタンケースとラバーの組み合わせの場合ストラップ調整後でも、バランスが保たれ装着感が損なわれることがありません。重い時計が苦手な方にはおすすめです。前回KT0301Pをご購入頂いた方も女性の方でしたが、少し大きめの時計をつけたい女性の方にもおすすめです。
SOLD OUT
ご当地名物。銘菓「支倉焼〜はせくらやき」
仙台のお客様から、ゼニスのムーブメント点検を依頼された際に、おみやげが入ってました。(ちょっとした個人的なお付き合いのお返しの意味とのこと)お気使いに恐縮するとともに、甘い物は大好きなのでおもわずほころんでしまいました。 ありがとうございます。ご当地の銘菓にはネーミング等その土地にまつわる歴史が由来になっていることが多く、おみやげをいただいた時にその由来書を読むのも楽しみのひとつです。わが町越前市(旧 武生市)にも、紫式部が幼少のころしばらく住んでいたことにちなんで、その名も「紫式部(しきぶ)」という菓子とかあります。いただいた支倉焼きの由来書によると支倉は人名で1613年9月15日東西文化交流の使命で仙台から日本の大使としてローマに向け出向、太平洋を横断して2年後にちゃんとローマについて法王パウロ5世に会い使命を果たして7年後の1620年8月26日帰ってきたそうです。いや〜驚きです。お菓子の方は、和菓子のクルミ風味の白あんをバター風味の生地で包んで焼いた、東西文化交流をイメージした味わい、ひとつひとつ薄紙で丁寧に包まれていて、蓋をあけた瞬間から手作りの味わいを感じる銘菓です。ご当地に行ってみたくなります。