月別アーカイブ: 2011年10月

ゼニス ラトラパンテ・エルプリメロ Cal4026

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ゼニスのラトラパンテ・エルプリメロお客様ご注文分が入荷しました。久々の入荷ですが、やっぱり(裏も表も)存在感のあるモデルですね。ダブルクロノグラフ・ドッペルクロノブラフ・スプリットセコンドクロノグラフ・ラトラパンテと色々呼ばれますが、言語の違いだけで同じ機能を指します。クロノグラフファンには特別な響きを持つ言葉ではないかと思います。スプリットセコンドクロノグラフは、機械式時計にメモリー機能を持たせるといった不可能に挑んだ時計職人の情熱から生まれた特別なクロノグラフだと思います。
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現行の、自動巻きスプリットセコンド・クロノグラフキャリバーにはETA7750をベースにしたものが、オメガ、IWC、ハミルトン…等からからでていますが、ゼニスのラトラパンテCal:4026は、エルプリメロをベースにスピリットセコンドクロノがついていますので、36,000,Vph/10ビート、コラムホィール(x2)、パワリザーブ50時間、を持つスプリットセコンドクロノグラフということで、他と一線を画している感があります。さらにビックディトやリューズと同軸に配置されたスプリットボタンなど高級感があり、またコラムホィールの制御によるボタンの軽いタッチが、このキャリバーの完成度を感じさせます。
スプリットセコンドの動きは、スタートボタンでクロノをスタートさせるとクロノ針がスタート、重なっているので1本の針に見えますが、実はスプリットセコンド針と重なっていて2本の針が同時に動いています。計測の途中でスプリットボタン(リューズと同軸にある)を押すとスプリットセコンド針のみが停止。クロノグラフ針は運針を続ける。その時あたかも針が割れたかのようにみえるで、日本で「割剣」と呼ばれていた由来。再度スプリットボタンを押すと止まっていた針が、進んでいるクロノグラフ針に瞬時にピタリと追いついて計測を続ける。そのくり返しで次々と計測が可能な訳です。60年代は実際にスポーツ競技でのタイム計測に使用されていた機能だとか。
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エルプリメロCal:4026は、部品数370。もちろんシースルーバックで、その繊細な動きの舞台裏が楽しめます。
SOLD OUT

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アラン・シルベスタイン純正パーツ SSブレスレット。

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入荷が読めないアランシルベスタインのストラップ〜パーツ類ですが、ステンレススチール・ブレスレットが入荷しました。ラグ幅サイズ20MMのモデルには装着可能です。
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バックル部は、バネ棒でブレスから脱着でき、バックルはグミ(ラバー)ようフォルディングバックルと同じで、兼用可能です。(ブルー部は保護シールです。)
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最近のチタンモデルには、ブレスが付属しませんが、(以前も装着したことがありますが)クロノB2チタンにこのステンレス・ブレスを装着して見ました。こんな感じです。サテン&ポリッシュのコンビなので、サテンケース、ポリッシュケースどちらにも違和感なく装着可能です。
SOULD OUT

関連リンク
TYPEアランカーフトリコローリー20(19)mm レギュラーサイズ

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若気の至ということで…..お許しを。時計にあった二つのサイン。

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昨日、ご年配のご夫婦が、写真の掛け時計をお持ちになれれて、ご主人様が、この時計の機械をいまの電池式のクォーツに変えることができますか?と言われた。
お話をお伺いすると、年をとったから、踏み台にのってネジをかけるのが、おっくうになった。20年位前、修理をした時に、次回の修理の際は、機械を入れ替える方法もあると、私から聞いたことを思い出したからとのことでした。「….う〜20年前か..覚えていない…。言ったかもしれない^^;」
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と心でつぶやきながら時計を見ると、ケースに色あせてはいるけど確かに中慶時計店の文字があるシール。祖父が販売したものか?
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お二人が、お帰りになったあと、外装についた汚れをタオルで拭き取ると、なんと「祝 結婚 昭和三十二年三月八日」の文字。これが、ご夫婦そろってお持ちなったわけで、クォーツになったとしても外装をなんとか残したかったわけですね。
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幸い機械のほうは、洗浄して注油したら調子よく動いてくれました。ホッ。洗浄では、黒い砂粒のような金属の粉が、いっぱい流れでました。時間の垢落ですね。
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表面に、自分のギターのお手入れ用に持っていたオイルを塗らさせて頂きました。機械オイルの香りとオレンジオイルの香りのミックスは、なんか癒される良い香りなので、ゼンマイを巻く作業をいくらか楽しくしてくれるだろうという願いを込めて。
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