エル・プリメロをべースとしたキャリバーは、オープン(スケルトン)、フライバック、ラトラパンテ、アニュアルカレンダー、トゥールビヨンにいたるまで、出尽くした感がありますが、お〜それがあったのかというのがCal4650B,エル・プリメロの36000VpHを使った3針キャリバーです。
https://www.youtube.com/watch?v=ORgKINvIxZI
エル・プリメロを自社生産するゼニスだから出来たキャリバーです。1から開発されたのではないので、コストが押さえられ価格に繁栄できているのと新キャリバーとは言え、10振動の信頼性は既に時間が証明しているところがメリットです。
実物を見てみるとガッシリした重みのあるケースに、やや大きめのねじ込み式ロックのリューズが採用されています。ビジネスにもカジュアルでも使えそうです。
エスパーダ いう名前は、エル・プリメロ発表当時、初期のエル・プリメロ搭載モデルに使用されたアンティークファンには馴染みの名前です。今回の新キャリバー搭載モデルに、このエスパーダという名前が復活して使用されたことに何か特別な意味があるかどうかわかりませんが、このエスパーダという響きが、新作ながら懐かしさも感じさせます。またセンターの大きな秒針が10ビートで流れるように時を刻んでいる様子は実に優雅で、魅力的な時計です。
SOLD OUT
2016年7月27日 追記:エスパーダはデイスコンとなりそのコンセプトはシノプシスに受け継がれています。
2017年2月 追記:シノプシスは2017年生産終了になりました。