2017年12月に発売されるシチズンの新作、左はサテライトウェーブCal:F150を搭載するプロマスター「LAND」CC3060-10E 定価¥100,000+税(12月14日発売)、右は機械式自動巻きCal:4197を搭載するメカニカル ロイヤルブルーコレクションNP1010-01L定価¥44,000+税(12月7日発売)
とても同じメーカーの時計とは思えない、相反するスペックを持った2機種、どちらも入荷が楽しみなモデルです。
プロマスターLAND CC3060-10Eは、エコドライブで、GPS搭載、世界最速最短3秒受信、用途に寄って時刻情報と位置情報を使い分けます。準天頂衛星「みちびき」にも対応します。世界中どこにいてもボタン一つでその場所の時刻とカレンダーを表示するわけです。エコドライブは、ご存知の通り光で発電して、クォーツを作動させ、余った電気は二次電池に蓄えるシステムですがCal:F150は、フル充電で、なんと7年!駆動(※1パワーセーブ作動時)実際に7年間全く光が当たらない環境は考えられないので、もう定期的な「電池交換不要」と言い切っちゃって’いいんじゃないでしょうか。
キャリバーF150のスペックに20気圧防水のコンビネーションは、まさに最強サバイバルスペック(無人島にたどりついても威力を発揮しそうです。)価格も初搭載のアテッサよりぐっと下がりましたね。
※パワーセーブ:ソーラーセルに光が当たらず発電が一定時間行われていないのを検知すると、針やカレンダーを止めて自動的に節電状態になる機能。光が当たって発電が開始されると、自動的に現在時刻まで復帰し、通常運針状態になります。
もう一つの新作メカニカルロイヤルブルーコレクションNP1010-01Lは、ハイテクなCC3060-10Eに対して古典的というか伝統的な機械式自動巻モデル。搭載キャリバーのオープンハート仕様Cal4197 のクォリティは、以前このブログでも紹介した世界限定モデルNP1012-05Xで立証済み、今回はレギュラーモデルです。
SSケース、ブルーダイヤル、ダイヤルの開口部からメカの動きが楽しめるエレガントなモデル。この価格も国産ならではです。
まったく相反するスペックとも言えるこの2モデル、どちらも2017年12月発売のシチズンの新作です。