腕時計のケース素材。

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時計のケース素材にはいろいろありますが….

腕時計のケース素材は通常チタン、ステンレス、18金、プラチナ、強化プラスチックなどが使われます。共通した特性は変化に強いということ。ステンレスが登場しはじめたころは、夢の金属と称されたとか、古いパテックのカラトラバにもステンケースは一時期存在したようで当時の価格はK18ケースと変わらなかったとか^^; ステンレスは堅くてキズがつきにくく、錆に強い、研磨仕上げも可能です。日常使い、ハードな使用には適してるといえます。メッキとは異なるPVDという技法によりステンレスでもブラック、ピンクゴールドなどカラーも出来ています。
錆ないとされているステンレスでも空気に触れない条件になると錆びることもありようです。ブレス、ケース、時計は汚れがこびりつかないよう清潔にしておくべきですね。

チタンも変化に強く最近は白くてポリッシュ仕上げのものもあります。またアランシルベスタインはこのチタンにPVD加工を施しブラックやゴールド、ブロンズなどの色のヴァリエーションを出しています。軽いのでラバーストラップとの相性も良いですね。

K18の場合ホワイト、イエロー、ピンクと色に変化をつけることが可能です。このうちホワイトゴールドは白っぽいやや黄色みを帯びた地金(ホワイトゴールド)にロジュームメッキをかけて反射率の高い白い金属に仕上げています。したがって仕上げ直しの際には最後にロジュームメッキをかけ直す行程が追加されます。時計ケースに貴金属を使用するのは、もちろん装飾品として貴金属を身につける習慣もあると思うのですが、変化しない特性を活かして大切な機械を永遠に包み込むといった意味もあるようです。

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