ノモス VS 推理小説。

Pocket

江戸川乱歩を初代理事長とし、日本推理小説などの普及に努めている推理作家協会が、その年のもっとも優れたミステリーに贈られる推理作家協会賞の授賞式が、2009年5月26日新橋第一ホテルにて開催され、第62回推理作家協会賞の正賞としてノモスウオッチが贈られたいうことです。ノモスと推理小説のコンビネーションはなかなかですね。
受賞者の方々は贈られた時計をご愛用ということです。
受賞者の方々と作品です。
●長編及び連作短編集部門候補作
道尾 秀介 「カラスの親指 」講談社
柳 広司 「ジョーカー・ゲーム」角川書店
●短編部門候補作
曽根 圭介 「熱帯夜」 野性時代6月号
田中 啓文 「渋い夢」ミステリーズ!28号
●評論その他の部門候補作
円堂都司昭 「ウェブ時代の本格ミステリ」「謎」の解像度 光文社
栗原裕一郎 「〈盗作〉の文学史 市場・メディア・著作権」 新曜社

 このニュースを聞いて、ノモスが登場する小説が世の中に登場して欲しいものだと期待をしてしまいました。
そう思っているとこんな妄想をつい……
愛用品が別れた奥さんにもらったタンジェント。彼はそれをいつも身につけている。推理を始める時は必ずそのタンジェントを腕から外して、時間の流れを確かめるかのようにリューズでゼンマイを巻き始める。事件が解決すると必ず顔を出す行きつけのバーでは、グラスを持つ左腕にタンジェントがある。マスターから腕に巻かれたストラップ、シェルコードバンの交換をそろそろと指摘されるが、これくらいの方が俺の腕に馴染んでちょうど良いんだとシャツの中にタンジェントを隠す…どうやらシェルコードバンが切れるまで使う気のようだ……なんて探偵が主人公の推理小説はどうでしょうか^^;

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA