今日は、満月しかも月の円盤が最大に見えるスーパームーンだそうで、画像を検索する不思議で神秘的な写真が見つかります。天候さえ良ければ、奇跡の一枚を狙ってみたいと密かに思っていますが….。
時計の月齢、ムーンフェイズの修正は、今日が満月からまたは新月から数えて何日目になるか月齢カレンダーで調べて修正します。今日のような満月の日に修正する場合は、お月さんを真ん中に合わせるだけなので、修正が簡単です。お持ちの方で、普段合わせていない方は、やってみてください。
ちなみに今月の29日は、新月でお月さんが文字盤から完全に消える日です。
地球の周りを規則的に回る月の満ち欠けを腕時計の小窓に表示する機能、なかなか粋で洒落てます。
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エコドライブを快適に使うための説明。
「電池交換お願いします」
「これソーラーですよ。光を当ててください。」
「そうなんですか」って店頭で、結構ある会話です。
エコドライブ、光発電のクォーツは、現在フル充電から6ヶ月〜2年作動するので、光不足、充電不足でのトラブルは以前より少なくなりましたが、それでも止まりの症状でメンテナンスの依頼は、時折見れます。もちろん充電される2次電池の寿命で止まる場合もありますが、光不足によるものもメーカーには多く来ているようで、エコドライブのメンテ上がりの際には、写真のようなお取扱メモが用意されていて、同送されてきます。
定期的に太陽光にあてるようにと編み出した表現が、お布団干しのたとえでした。分かりやすいと言えば分かりやすいですが….。
「晴れた日には、お布団干すでしょ。それですよ。たまに日向に置いてやってください。」って感じでしょうか。
室内で照明でも発電しますが、晴れた日の太陽光線が一番効率が良いようです。
カーキクロノワールドタイマーのUTCプログラム(セット)方法。
カーキクロノワールドタイマーのワールドタイマー機能を使用する際、UTCプログラムが正しくセットされている必要があります。お買い上げの際は、セットされた状態ですので、再設定の必要はありませんが、しばらく時計を止めておいたり、電池交換の際は、再度設定が必要になります。
時計にプログラムされたUTC(協定世界時)は、TIMEモードの時に、10時位置のMODEボタンを短く押すとUTC時間表示、確認することができます。数秒後に自動で元に戻ります。
セット方法は、取り扱い説明書にも記載されていますが、先日店頭で、とっさに出来なくて少々焦りました。今回、反省と自分の備忘録を兼ねて動画を作ってみました。
(例)2016年9月1日2時24分をセットする場合、2016年の1と6、9月の9,1日の1、2時の2,24分の24とその都度MODEボタンを押してひとつづつメモリーしていきます。
ハミルトン カーキワールドタイマーブラックラバー H76714335
抜けなっくなったリング、最終手段。
毎日装着しているリングが、初めの頃は、頑張れは抜ける状態が、気がついたらどうやっても抜けなくなってしまった。その状態で、店頭に来られる方が、おられます。抜けなくなってしまった原因には、重いものを持ったり、自転車やバイクでの急ブレーき、車のスライドドアに挟まったなどのリングの変形があります。また体調の変化によるむくみ。抜き方にも多少コツがあり、経験上、それなりに心得ていますので、店頭でなんとか抜ける場合が多いです。ただこれは無理という場合もあります。その時は、リングカッターでリングを切断します。
リングカッターは、こんな感じでセットして円形の歯を回して切ります。数秒です。ほとんどの方は、もっと早く来ればよかったとおっしゃいます。
リングカッターで切るとこんな切断面になりその後の修理、復帰に何かと有利です。
先日持ち込まれたリング、ご家庭でペンチで切っちゃったようです。窮屈な状態でペンチでカットすると指を切ってしまう場合もありとても危険です。またリングの切り口が潰れてしまって、修理代がかさみます。絶対にやらないほうがいいです。緊急事態になる前に、ちょっとやばいかなという場合はお早めに、ご相談ください。
工具不要。爪楊枝でノモスのストラップ交換。
コレクターボタンを押す際なんかにも重宝する爪楊枝ですが、バネ棒の穴が貫通しているタイプのストラップ交換にも使えます。
ノモスのラインアップでは、タンジェント、ラドウイック、オリオン、テトラ、タンゴマットなどがそのタイプで、爪楊枝を使ってストラップ交換可能です。
ラグにバネ棒の穴が貫通していないメトロ、チューリッヒ、クラブを除きます。
ノモス純正ストラップ
電池交換ハミルトンX-01
電池交換で里帰りしたハミルトンX-01.2006年に限定発売されたモデルです。あれからもう9年たちますか..
久々に手にしてやっぱり全てが規格外のような時計です。デカイバックル、バックルを留めるバネ棒!こんな長さのバネ棒見たことありません。
2つの裏蓋を開けるとムーブメントが4つ。画像は電池交換後、信頼性の高いマクセルゴールドコーティングを使用しています。止ってからしばらく放置されていたようで、ディフォルトで使用されているRENATAの電池は4つとも液漏れしていました。幸い重症でなかたようで、接点の洗浄と注油で4つのムーブメントは作動しました。交換がさらに遅くなっていたらやばかったです。
もとはと言えば、1966年、スタンリー・キューブリック監督がハミルトンに、映画「2001年宇宙の旅」のために依頼した撮影用の時計。40年後の2006年に実際に作動する時計として2001本世界限定発売されました。1966年には存在しなかったけど2006年には存在していた超小型クォーツブメントのお陰でなせる技です。下、横に並ぶの3個の時計は、別々の時間を表示しますが、その時間設定の方法が超ユニークで、裏蓋からバックル部に収納されている専用のピンを使います。裏蓋にはコレクターボタンのようなものは一切なく、専用ピンで裏蓋の所定の場所にピンを当てるだけで針が動き出します。未来感覚なデザインだけでなく、未来っぽいというか非現実的な要素をシステムにまで取り入れるなんて洒落てますね。
種を明かせば、調整に使用する専用ピンの先に磁気があり、3つ並んだそれぞれのムーブメント地板には磁気に反応する小さなプレートがあります。それが専用ピンを裏蓋に当てることでピン先の磁気が裏蓋を介して小さなプレートに伝わり反応して針が動くシステムです。でもどして?という疑問が残らないでもないですが、実際に針は動きます。防水性もクリアしたユニークな機構です。
カーキパイロットアルミニウムが、夏の旅を快適にしてくれた。
先日17・18・19日と夏季休暇をいただき南紀、伊勢方面を旅行しました。
今回の旅のお供に選んだ時計は、ハミルトン カーキパイロット パイオニア アルミニウムH80435895。もともと好きなデザインではありましたが、アルミニウムのケース、何より新キャリバーH-10のパワーリザーブ80時間を体感してみたいというのがこれを選んだ一番の要因です。
出発前16日午後に、リューズで30回ぐらい巻き上げてから時間を合わせました。旅行中は、寝る前に外し、朝腕に巻くという普通の使い方、途中腕から外したのは入浴の時だけです。3日間は、車(オートマチック)の移動(約720km位)は多かったのですが、巻き上げの効率も見たかったので途中でリューズでゼンマイを巻くことはしませんでした。
誤差の方は、17日の午前中熊野市に到着した時点では、ほぼ+-0状態(ちょっとびっくりしました。アタリかも^^;)19日午後の帰宅途中で−4秒の誤差でした。旅行中一度も止まることはありませんでした。
19日の夜8時頃帰宅して、腕から外して、手に持って2〜3回手に持って移動したりはしましたが、腕に巻くことはなく置いた状態で様子を見ています。今日22日午前11時現在、作動中です。63時間ぐらいなので、80時間までにはまだ明日8時頃までありこのまま様子を見たいと思います。80時間って長いです。誤差は遅れ分を取り戻し-2秒になっていました。
軽いアルミニウムのケースとテキスタルストラップは、軽くて、肌さわりもサラリと快適、旅先でのラフな服装にも合わせやすいです。途中、時計を軽くぶつけた時がありましたが、傷、スクラッチもなくアルミの表面に施されてる処理で硬度が上げられているように思えます。
今回の旅のメインだった七里御浜での熊野大花火大会は、風のため翌日に延期となり残念ながら見ることは出来ませんでした。またこんどいうことで^^;熊野に来て時間があると必ず行く湯の口温泉は、リニューアルされていて綺麗になっていました。