つれづれなるままに。」カテゴリーアーカイブ

機械式時計とアコースティック・ギター。

Pocket

Real Thing/中川イサト(SEAL-031)
日本におけるアコースティックギター・インストルメンタルミュージックの元祖的存在中川イサト氏の4年ぶりのニューアルバム。美しいギターの音と日本人にはしっくりくるメロディに癒されます。アコースティックギターも機械式時計も基本的に電機を使わないところに共通項を感じます。(生音を増幅させるためや自然なエフェクトには使うかもしれませんが)何年も前から中川イサト氏のアルバムは聴いていますが、最初のころと比べるとライナーノートの本人談のとおり、今回のアルバムは音をつめこまずにシンプルに仕上げられたようです。

時計でいうと技術的にはグランドコンプリケーションも作れる職人があえてシンプルな3針時計に挑戦し、時間をかけてじっくり作り上げたという感じ。その3針時計は使えば使うほど、時がたつにつれて味がでてくる。聞き込む程にその良さが伝わってくるそんなアルバムです。「音」そのものも素晴らしいのでオーディオファンの方も満足出来るのではないでしょうか。13.Epilogueを目を閉じて聞いて、あたかもそこで中川 イサト氏が弾いているように聞こえたらオーディオセット合格。
1310.jpg

Pocket

今日が最後の武生市、明日から、越前市になります。

Pocket

生まれ育った町の名前が変わるというのは、やはり寂しい気持ちですね。我が町、武生市(たけふし)は明日10月1日から、おとなりの今立町(いまだてちょう)と合併して越前市(えちぜんし)になります。「越前」という名前は、既に越前海岸の越前町という地名もありますし、越前蟹や越前打ち刃物、越前和紙とよく耳にする言葉でありましたが、我が町の名前となるとしっくりくまでに少しお時間がかかりそうです。とはいえ、名刺、伝票とうの変更に追われている現状です。

Pocket

スイス滞在記−後期

Pocket

戻ってきて撮影したテープをプレーバックしてあらためて自然の美しさに感動しています。今回の旅では、モーリスラクロア社の工場を見学できたことはもちろん。新作発表の場や、時計が売られているシーンでは味あえない、芸術品、工芸品的機械式時計を生むスイスの空気、風土を肌で感じることができたことが、何よりの収穫でした。撮影したテープにアフレコで昨夜音楽を入れはじめたらこれがまた面白くてはまりました。たとえばチューリッヒの街の風景にはPMGのアフターヌーン、バスで移動の車窓はジョージハリスンのマイスィートロード、山奥の川沿いのレストランはノラジョーンズのドンノーホワイ、ラショードフォンの時計ミュームアはジョシュアレッドマンのターンアラウンド、ヘリコプターから空撮したアルプスはPMGファーストサークル、ハブユーハード…。てな具合です。もちろん、あくまで撮影のメインはモーリスラクロアの工場風景です。ケースが出来る過程や組み立ての様子をばっちり撮影しました。^^;店頭ではいるでもプレーバックします。お申し付け下さい。

Pocket

スイス滞在記ー最終チューリッヒ

Pocket

同じ街でも、こうも違うんですね。今日、金曜日のチューリヒは、日曜日と違って活気に満ちあふれていました。
Bahnhof-Strを探索していたらSALEの文字が結構目につきました。偶然入ったお店の方が日本人だったので、色々お聞きしましたが、生活してみて物価は高いと感じるそうです。(税金が高いというのもあると思いますが、)マクドナルドの価格が世界一高いんだそうです。また、おすすめのチョコレート屋さんteuscherを紹介してもらい、さっそくgo! 色々おいしそうでしたが、試食の結果シャンペントリフを土産にを購入。お店の方の話(これまた日本人)では、東京でも某百貨店で購入できるそうですが一個300円だそうです。ここでは10個入りCHF10.5でした。この通りには有名時計ショップも並びショーウインドをさっとチェックしましたが、表示の価格を換算すると、結構高い感じがしました。日本の定価のほうが安いものもあるようです。
物価がらみでついでに、ネット環境ですが今回滞在したホテルはすべてSWISSCOM のHotspotになっていたため非常に便利でしたが、日本と違い有料です。価格はいろんなコースがありますが、たとえば、接続時間(actual time)で使用時間2時間 CHF50- 24時間連続接続 CHF48ー 1週間連続接続でCHF198-とかです。最後のコースにしようかなぁと思いましたが、日本円で約18,000は高い感じ(高すぎる!)したので、必要な時だけ接続する最初のコースにしました。価格はさておき、持ち込んだiBOOKが一応使えてたってよかったです。
明日は帰路です。色々と、体験できたし、勉強にもなった友人もできたし、楽しい一週間でした。ただ牧草地帯が多いせいかハエの多さに驚きました。ラショードフォンなんか特に^^; 環境がいいということもいえますね。

Pocket

スイス滞在記ーユングフラウヨッホ

Pocket

jung.jpg
クライネジャイデックからユングフラヨッホには登山鉄道があり便利ですが、今日はその間をヘリで行き氷河に到着後、さらに上を目指してスノーブーツ(かんじきみたいな?)をつけハーネスとやらを腰に巻きロープでつながってトレッキングというコースでした。そう言うとなんか凄そうですが、場合によっては罰ゲームようだったかもしれませんね。でも、まぁ楽しかったし、反対側の景色もみれたしそれはそれで満足しました。実は、その様子を必死にロープ(ハーネスにとうしたのではなく進路に張られたロープ)を左手につかんで右手でDVカメラで撮影していたのですが、ホテルでその箇所をプレーバックしたら自分のハー、ハーがうるさ過ぎで、これじゃ恥ずかしくて人にお見せできません。って感じです。せっかく必死に撮影したのに。^^;
今は、標高3573mのスフィンク展望台までも登山列車とエレベーターで行けるようになっています。本当の山好きの方には色々とあるでしょうが、時間や経験や体力、装備がない方(ほとんどの観光客)にとっては、あんな凄いところにサンダルでも行ける設備はありがたいの一言でしょう。山岳ガイドの説明によると観光客の18%が日本人で、一位のドイツ人(お近くですから)の次だそうです。宿泊先のグリンデルワルトでは、日本人の店員さんのお店もあり、日本語の看板もあります。熟年のご夫婦が多かったのも印象的ですね。町やペンションに飾られた花がとても奇麗でやっぱり素敵なところです。強いて言えば観光地にありがちですが、物価はとても高いです。清涼飲料水やミネラルウオーターは400円近くしたりします。(スーパーは別のようですが)とにかく貴重な体験をさせていただき感謝しています。明日はエメンタールノアフォルンテで観光したあと午後はチューリッヒに入ります。

Pocket

スイス滞在記ーラショードフォン〜グリンデルワルト

Pocket

今日グリンデルワルトに入りました。ラショードフォンの時計ミュージアムを見学したあとジャズの巨匠たちが数々の名演を残しているモントレーに、ジャズフェステバルは7/1〜7/16今年も夢のセッション、名演が繰り広げられるんでしょうね。少し早かった、、、残念。いつかきっと開催中にと心に誓い列車でグリンデルワルトに。ホテルにチェックイン後、部屋の窓をあけると巨大な壁、アイガーの壁。ホテルから車で約30分ほど上がり、山小屋のレストランで夕食。食後に、
スタッフの知らせで外に出るとなんと目の前のベッターホルンが赤くそまって、あまりの美しさに言葉を失う。時計ミュージアムでは「時間」と「人間」との長くて深い関り合いを感じながら、人間の偉業に偉大さを感じ感動。後半は人間が「ちっぽけ」思えるくらい大自然にさらされ。偉大だったりちっぽけだったり長い一日でした。
maunt.jpg

Pocket

スイス滞在記ーセイネレジェML/工場見学

Pocket

factory.jpg
今ほどモーリスラクロア社のCEOフィリップメルク氏を囲んだ楽しい夕食が終わり部屋に戻ってきました。今日は早朝よりチューリヒから車で約2時間、途中ロレックスのファクトリーを横目でながめながフランス国境近くにモーリスラクロアが所有するケース工場クロエSA社とモーリスラクロアのファクトリーがあるセイネレジェに。2つのファクトリーの周りは放牧の馬や牛がのんびりして牧歌的どかさを漂わせていますが、中に入ると、最新の設備が稼働するハイテク工場。特にモーリスラクロア社の工場は才能ある建築家の作品を感じさせるモダンさとクールさに唖然。どちらでもオープンに暖か迎えていただきうれしい限り、特にケース工場クロエ.SAはモーリスラクロアのケースはもちろん他社の仕事も受けているらしく某社のケースや伝票が目に触れるオープンさ!それは、おいおい……….。
昼食は今回のツアーをコーディネートしてくれているモーリスラクロア社のアジア、日本地区担当のクリスチャン・クロニック氏(写真左から3枚目の左の人)が「世界一美味しい魚をごちそうします。」と案内してくれた川の向はフランスという道路も舗装されていない山奥・川沿いのロッジふうレストラン。マスターがヘミングウェィーみたいだったですよ。お言葉通り味は最高。冬は閉鎖されるそうです。
明日は時計ミュージアムを見学してモントレーに入りそこからグリンデルワルト泊の予定です。今日も真夏日でした。

Pocket