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以前からクロノファイターファンのお客様からオーダー頂いた クロノファイターRACトリガー”バックインブラック”、世界限定100本なので、入荷を心配しながら代理店、担当者に問い合わせたところ、ちょど国内入荷したところということで、タイミング良く納品することができました。このクロノファイター、スプリットセコンドクロノグラフにパワリザーブインジゲーターを持ちます。
スプリットセコンドクロノグラフは本来ラップタイムや2つの速度の計測を目的としますが、機械式の場合、なんと言っても、針の動きや、操作感が魅力です。
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心憎い演出は、クロノグラフをスタートさせてスプリットボタンを押した瞬間にあります。
通常時は、カラーを最小限に抑えたダークな世界(写真左)、クロノを作動させて、スプリットボタンを押すとグレーのクロノ針の下から赤いクロノ針が表れ、その瞬間雰囲気を一変します。(写真右)ブラックの基調のデザインはこの瞬間の為かと思える程。針が割れるように見えるので”割剣”とも呼ばれるいわれでもある瞬間ですね。
もう一度スプリットボタンを押すと赤い針は、先に進んだクロノ針を追いかけてその針の下に隠れて計測を続けます。(もとのさやに帰るわけです)2つのクロノ針を別々に止めて、それぞれをリセットさせることも出来ます。ロゴ下のパワーリザーブインジゲーターもさりげなくて良いですね。
SOLD OUT
機械式クロノファンにはたまらないこのスプリットセコンド機能を持つクロノグラフは、今年ゼニスからもエルプリメロ・ラトラパンテ( cal:4026)が登場します。10ビートのスプリット、こちらも楽しみです。
「C 店頭編」カテゴリーアーカイブ
ホッとするコーヒーは、プルートでゆったりと…..
突然届いた沖縄の味。

沖縄のお客様から届いたソーキそばセット^^.。遠く沖縄の方から、時計を通じてご好意にあやかれるのもネットのお陰と感謝です。ソーキそば…名前は聞いていましたが,食べたことはないので、今から楽しみです。ちょっと調べたらソーキとは豚のあばら肉とのこと、なるほどセットにはそれらしきお肉が、他に、ネギや紅しょうが、島らラー油まで入ってました。麺は太いです。今夜、取説通りに作って見ます。近いうちに本場で食してみたいと思いつつ、いつのことやらので、こういうセットは有り難い限りです。まだ肌寒い越前市で、暖かな沖縄の風を妄想しつつ。
ジャガールクルトのアラームウォッチ。〜復刻版もいいですが..。
ジャガールクルトといえば、反転するケース構造を持つレベルソを真っ先に連想されると思いますが、腕時計にアラーム機能を持たせたメモボックスも同社の歴史を語る上で避けて通ることはできないアイテム。1950年代に既にキャリバー489、814、を搭載した、手巻き式アラーム機能付き腕時計を発売させていました。
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写真は米国向けに発売された1950年代のルクルト社のアラームウオッチ(参考商品)、米国向けの場合諸事情でLECOULTRE となったよう。この時計はwrist alarmとなっています。(cal489-1)何とも時代を感じさせる魅力的なラグの形状ですが、米国向けのルクルトはケースがワーズワース社によるものらしい。
1956年には自動巻ディト付きを発売。1960年代の後半にはcal;916(28,800振動)を発表。
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ジャガールクルト社のアラームウオッチの歴史を語る広告資料。左は1950年代、右はなんとコンコルドがあるので1969年以降、70年代でしょうか。
80〜90年代初めには、ラインナップから消えていたアラームウオッチですが、1994年にマスターレベイユとして復刻されました。当時同社のアラームウオッチが無かったわけではなく、グランレベイユという永久カレンダーにアラーム機能が付いたモデルはありましたが、デザイン等はメモボスとはだいぶイメージが異なる物でした。ただアラーム音はこの時にベル音になっていました。1994年マスターレベイユ(cal;918)はそのベル音で発売されました。
その2年後に手巻き式がメモボックス(cal914)という名前で発売されました。その後新たなラインとして投入されたコンプレッサーシリーズ、AMVOXなどの第一弾はいつもアラーム付きのキャリバーでした。その間cal;918にはいつのまにかハック機能が付きました。2009年にされたネイビーシールズアラーム(cal;956)では、カレンダー早送り機能もつきました。
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2010年、歴代メモボックスのアンティークの中でも人気を誇るメモボックス・インターナショナルが限定品で復活。アラームディスクに都市名が書かれていて、ディスクを回転させることで海外時間を知る簡易的なワールドタイマー機能ですが、なんともブラックダイヤルが精悍です。車の世界では、復刻版たよるメーカーは将来性がないという話を聞いたことがありますが、復刻も嬉しいですが、伝統をふまえつつオリジナリティある新しいデザインにも挑戦して欲しいものです。
お~これがORCHESTRIONサウンドですか。
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今朝、パットメセニーの新譜ORCHESTRIONが届き、朝から店頭で流し、聞いておりますが、なんとも楽しい楽曲、サウンドです。確かに打ち込みではないが、どこか機械的?でも暖かいアコーステックなサウンド、レスポンスの早さを感じるスピード感、ドラマチックな展開、聞こえてくるのは多彩な音(何種類あるのか)、緻密なアンサンブル、コレ本当に一人でやってるの!?しかもツアーは決定しているようなのでライブでこれやるらしい。もちろんソロで。ORCHESTRIONがステージで動いているところをこの目で見てみたい物です。今は、CDに添付された写真を見ながら妄想するしかないです。いつもそうですが、今回も驚かされて感動しました。
沖縄では桜咲く。
積もった雪も今日の雨で解けて少しほっとしたころ、でも寒いなぁって思っていたら、沖縄のお客様からこの写真が届きました!何っ.桜でないの。コメントによると、会社の桜が咲き始めたんだそうです。本土の桜とは散り方が違うそうで、花ごとボッと落ちるそうで、沖縄の桜には、桜吹雪なるものがないそうで是非とも本土で見てみたいとのこと。もっとも吹雪もないと思いますが…..自然は面白いですね。

プッシャーを持たないクロノグラフ。
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最初見たときはいったいどういう構造なのかと思いました。この時計は、ガラスを含むケース自体がスイッチになっていて、ケース12時位置を押すとその力をトランスミッションがムーブメントのクロノクロノグラフをスタートさせるために必要な位置と方向に変えて伝達し、クロノをスタートさせます。トランスミッションはダイヤル6時位置に見えています。リセットは6時位置を押す。クロノグラフを使用しないときは9時位置のロックをかけてケースを固定させておきます。ロックは2種類ありもう一方は、積算の際に誤ってリセットしないようにリセットのみロック。
ハンドルを握って指先でカチッと素早く押すクロノグラフをスタートさせる格好いいシーンがイメージされますね〜。ちなみに、車のほうアストンマーティンDBSには、この時計のシステムを利用したエンジンスターター付きの時計が高額オプションであるとか…。ドアを開けて、シートに座り、ハンドルを握って、時計のガラスをカチッと押すとエンジンスタート!ボタンのないところを押してクロノ(エンジン)をスタートさせるというのは、まさにジェームスボンド的発想ですね。
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6時位置に見えるトランスミッション。SOLD OUT