C 店頭編」カテゴリーアーカイブ

ホッとするコーヒーは、プルートでゆったりと…..

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先日見つけたコーヒーカップです。プルートというシリーズだとか、ただいまこちらでコーヒーお出ししています。
いつもデザイナーさんの豊かなイマジネーションには関心させられますが、お店の人の話では、このカップはミッキーの愛犬プルートの耳をイメージしてデザインされたとか…..
持ちやすく、少し遊び心がるカップ、たっぷり入るところも気に入りました。
まだまだホットがいい感じです。

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突然届いた沖縄の味。

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沖縄のお客様から届いたソーキそばセット^^.。遠く沖縄の方から、時計を通じてご好意にあやかれるのもネットのお陰と感謝です。ソーキそば…名前は聞いていましたが,食べたことはないので、今から楽しみです。ちょっと調べたらソーキとは豚のあばら肉とのこと、なるほどセットにはそれらしきお肉が、他に、ネギや紅しょうが、島らラー油まで入ってました。麺は太いです。今夜、取説通りに作って見ます。近いうちに本場で食してみたいと思いつつ、いつのことやらので、こういうセットは有り難い限りです。まだ肌寒い越前市で、暖かな沖縄の風を妄想しつつ。

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ジャガールクルトのアラームウォッチ。〜復刻版もいいですが..。

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ジャガールクルトといえば、反転するケース構造を持つレベルソを真っ先に連想されると思いますが、腕時計にアラーム機能を持たせたメモボックスも同社の歴史を語る上で避けて通ることはできないアイテム。1950年代に既にキャリバー489、814、を搭載した、手巻き式アラーム機能付き腕時計を発売させていました。

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写真は米国向けに発売された1950年代のルクルト社のアラームウオッチ(参考商品)、米国向けの場合諸事情でLECOULTRE となったよう。この時計はwrist alarmとなっています。(cal489-1)何とも時代を感じさせる魅力的なラグの形状ですが、米国向けのルクルトはケースがワーズワース社によるものらしい。
1956年には自動巻ディト付きを発売。1960年代の後半にはcal;916(28,800振動)を発表。
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ジャガールクルト社のアラームウオッチの歴史を語る広告資料。左は1950年代、右はなんとコンコルドがあるので1969年以降、70年代でしょうか。
80〜90年代初めには、ラインナップから消えていたアラームウオッチですが、1994年にマスターレベイユとして復刻されました。当時同社のアラームウオッチが無かったわけではなく、グランレベイユという永久カレンダーにアラーム機能が付いたモデルはありましたが、デザイン等はメモボスとはだいぶイメージが異なる物でした。ただアラーム音はこの時にベル音になっていました。1994年マスターレベイユ(cal;918)はそのベル音で発売されました。

その2年後に手巻き式がメモボックス(cal914)という名前で発売されました。その後新たなラインとして投入されたコンプレッサーシリーズ、AMVOXなどの第一弾はいつもアラーム付きのキャリバーでした。その間cal;918にはいつのまにかハック機能が付きました。2009年にされたネイビーシールズアラーム(cal;956)では、カレンダー早送り機能もつきました。

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2010年、歴代メモボックスのアンティークの中でも人気を誇るメモボックス・インターナショナルが限定品で復活。アラームディスクに都市名が書かれていて、ディスクを回転させることで海外時間を知る簡易的なワールドタイマー機能ですが、なんともブラックダイヤルが精悍です。車の世界では、復刻版たよるメーカーは将来性がないという話を聞いたことがありますが、復刻も嬉しいですが、伝統をふまえつつオリジナリティある新しいデザインにも挑戦して欲しいものです。

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お~これがORCHESTRIONサウンドですか。

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今朝、パットメセニーの新譜ORCHESTRIONが届き、朝から店頭で流し、聞いておりますが、なんとも楽しい楽曲、サウンドです。確かに打ち込みではないが、どこか機械的?でも暖かいアコーステックなサウンド、レスポンスの早さを感じるスピード感、ドラマチックな展開、聞こえてくるのは多彩な音(何種類あるのか)、緻密なアンサンブル、コレ本当に一人でやってるの!?しかもツアーは決定しているようなのでライブでこれやるらしい。もちろんソロで。ORCHESTRIONがステージで動いているところをこの目で見てみたい物です。今は、CDに添付された写真を見ながら妄想するしかないです。いつもそうですが、今回も驚かされて感動しました。

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沖縄では桜咲く。

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積もった雪も今日の雨で解けて少しほっとしたころ、でも寒いなぁって思っていたら、沖縄のお客様からこの写真が届きました!何っ.桜でないの。コメントによると、会社の桜が咲き始めたんだそうです。本土の桜とは散り方が違うそうで、花ごとボッと落ちるそうで、沖縄の桜には、桜吹雪なるものがないそうで是非とも本土で見てみたいとのこと。もっとも吹雪もないと思いますが…..自然は面白いですね。
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プッシャーを持たないクロノグラフ。

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最初見たときはいったいどういう構造なのかと思いました。この時計は、ガラスを含むケース自体がスイッチになっていて、ケース12時位置を押すとその力をトランスミッションがムーブメントのクロノクロノグラフをスタートさせるために必要な位置と方向に変えて伝達し、クロノをスタートさせます。トランスミッションはダイヤル6時位置に見えています。リセットは6時位置を押す。クロノグラフを使用しないときは9時位置のロックをかけてケースを固定させておきます。ロックは2種類ありもう一方は、積算の際に誤ってリセットしないようにリセットのみロック。
ハンドルを握って指先でカチッと素早く押すクロノグラフをスタートさせる格好いいシーンがイメージされますね〜。ちなみに、車のほうアストンマーティンDBSには、この時計のシステムを利用したエンジンスターター付きの時計が高額オプションであるとか…。ドアを開けて、シートに座り、ハンドルを握って、時計のガラスをカチッと押すとエンジンスタート!ボタンのないところを押してクロノ(エンジン)をスタートさせるというのは、まさにジェームスボンド的発想ですね。
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6時位置に見えるトランスミッション。SOLD OUT

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ゼンマイが自分を取り戻してくれそうな気が…。

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あるオーディオメーカーから届いた年賀状のこんな文がありました。
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オーディオの本来目的とする「もっといい音」を追求すると、効率面では語れない必然的な”ムダ”が生じてまいります。ところがこれが逆に人間らしい心のゆとりを生みだし、人生の豊かさに繋がって行くように思います。
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「もっといい音」には終着点がないからそこに、アナログ、オーディオには、大いなる夢とロマンの旅があるんですね。

時計の場合本来の目的が「もっと正確な時計」というものであるならば終着点が今はすぐそこに見えてしまいますが、「機械式時計」ということに限ると、このオーディオの世界にも似ている気がします。

必ずしも「便利になった」=「人生の豊かさ」じゃないんですね。

日常ではそう必要性がないクロノグラフやスプリットセコンドクロノグラフ、アラーム、月齢、ワールドタイマー、リピーター、永久カレンダー、トゥールビヨンなど,など….それ以前にゼンマイで時を刻むということに、ただ漠然と魅力を感じていましたが、このオーディオメーカーから届いた年賀状を読んで、すっきりした気分になった次第です。

身の回りがどんどん便利になって、氾濫する情報にうもれて行く毎日、うっかり自分を見失いそうですが、自分の腕に巻く機械式時計が自分を取り戻してくれたり、人生の豊かさに少しでも貢献してくれるなら、ムダも大いに許せます。

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