公園のポールや建物の壁面にある大型の時計、あの時計の中には機械は入っていないことをご存知ですか。実は時計の下のポールの中やボックスに駆動器というものがありそれが何メートルか上の大型時計を動かしています。人目に触れることの無い、いわば陰の立役者。写真右のQP-10はつい先日まで現役で時を刻んでいたSEIKOの駆動器。私の父が1985年8月に地元の会社さんの屋外壁面に取り付けた物で、電源は当時画期的な太陽光・ソーラーシステム。初物だったので取り付け当初は太陽光だけでどこまで動くのか不安はあったはずですが、実際は、この22年間蓄電池を2回ほど交換したぐらいで、太陽光のみでづっと時を刻み続け多くの人々に時を知らせていたわけです。先月ついに調子が悪くなり結局セイコーでも修理不能、新型現行機種QP400に交換することになりました。駆動器自体の軽量化が時のな流れを感じさせます。来週現場で取り付作業です。慣れない作業で不安なので、現場でパニクらないよう十分準備して望むつもりです。動かなくなったQP-10の無骨で重い本体を見ていると何故か郷愁をさそいます。ご苦労さんでした。
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ご当地名物。銘菓「支倉焼〜はせくらやき」
仙台のお客様から、ゼニスのムーブメント点検を依頼された際に、おみやげが入ってました。(ちょっとした個人的なお付き合いのお返しの意味とのこと)お気使いに恐縮するとともに、甘い物は大好きなのでおもわずほころんでしまいました。 ありがとうございます。ご当地の銘菓にはネーミング等その土地にまつわる歴史が由来になっていることが多く、おみやげをいただいた時にその由来書を読むのも楽しみのひとつです。わが町越前市(旧 武生市)にも、紫式部が幼少のころしばらく住んでいたことにちなんで、その名も「紫式部(しきぶ)」という菓子とかあります。いただいた支倉焼きの由来書によると支倉は人名で1613年9月15日東西文化交流の使命で仙台から日本の大使としてローマに向け出向、太平洋を横断して2年後にちゃんとローマについて法王パウロ5世に会い使命を果たして7年後の1620年8月26日帰ってきたそうです。いや〜驚きです。お菓子の方は、和菓子のクルミ風味の白あんをバター風味の生地で包んで焼いた、東西文化交流をイメージした味わい、ひとつひとつ薄紙で丁寧に包まれていて、蓋をあけた瞬間から手作りの味わいを感じる銘菓です。ご当地に行ってみたくなります。
お豆腐セット!
突然届く送り物は、私にとっては町の中で偶然ビートルズナンバーを耳にしたときの嬉しさに似ています。埼玉のお客様からお豆腐セットがとどきました。お豆腐は大好きで良く口にしますが、突然とどいたこたわりのお豆腐、しかもセットとなると、いや〜嬉しさ倍増です。埼玉県比企郡ときがわ町のとうふ公房わたなべさんの豆腐セットです。豆腐のセットとは初めて見ましたね。いろんな種類のお豆腐、油揚げがはいってます。ちょっとびっくり。ご当地のこだわりの食材が居ながらにして口に出来るのは嬉しい限り、感謝、感謝です。お昼に「おぼろ豆腐」をいただきましたが、濃厚で、しかもクール便なので冷たくておいしかった。パンフには「緑と清流のときがわ」とありました。そのうち訪ねてみたいですね。tkさん,ありがとうございます。
レベルソとディックマドノウのギター…1930 年代。
レベルソクラッシックサイズは、1931年にデビューした同モデルのオリジナルサイズ。このクラッシックにはギョーシェダイヤルのスモセコ付きモデルと2針モデルの2ヴァリエーションがありますが、スモセコ付きは生産終了ということです。これが最後かどうかは分かりませんが、お客様注文分ともう一本が入荷しました。時計を見ていると写真が撮りたくなり、撮影開始、音楽はどうしょうかと思ったとき(写真を撮る時、音楽を聴きながらがお約束なもので)そういえば1930年代録音の古いジャズがあったなァと押し入れから引っぱりだしのがディックマクドノウのギターが聞けるレコード。
千葉の名産。落花生。
千葉のお客様から千葉ピーナツを頂きました。お気遣いに感謝しながら一粒,二粒、….止まらなくなるんですよね。千葉産はひと味違いますね。入っていたパンフに書いてありましたが、おいしいだけではなくて赤い渋皮に「レスベラトロール」という成分が含まれていてこれが血液中の悪玉コレステロールをやっつけて血液サラサラ効果ありとあるではりませんか!.いつもは指先でパラパラと渋皮を剥いていましたが、これからは渋皮ごと食べようと思います。ただし適量は1日10〜20粒だそうです。お料理ではピーナツあえなんかに、グリーンアスパラのピーナツあえなんかいけるんですよね。暇で創作意欲がわいたときは殻に顔を書いてみたり(笑)色々楽しめます。
MySong……
タイトルにMy..がつくのは、結構名曲が多いのではないかと思います。
My Life,MyDearLife,MyLove…キースジャレットのMySongは大好きなアルバムで、1977年の作品。タイトルナンバーのMySongはファンになるきっかけにもなった曲です。30年たった今聞いてもその爽やかさは変わらず新鮮です。しばらく耳にすることが無かったのですが,最近また耳にする機会が増えました。本人の演奏はもちちろん、カバーのMySongも静かな夜に、機械式の針の動きを見ながら聞くにはどれもおすすめです。
写真左から、My Song/キースジャレット(ヨーロピアンカルテット)1977年,One Quiet Night/パット・メセニー2003年、NotesFromTheHeart/ウルフ・ワケーニス 2006年、TheCarnegieHallConcert/キース・ジャレット2006年
国際宝飾展に行ってきました。と32年前の名演。
本日、東京ビックサイトの国際宝飾展に行ってきました。かなりの規模で海外のメーカーから国内のメーカーまで一度に見ることができる展示会なので疲れますが、色々と楽しくもあります。海外の超個性的というかユニークな商品を見ると、ジュエリーは、日本人好みというのは確実にあるようです。とわいえ海外のメーカーのものは見ていて面白いですね。関係者にロレックスユーザーが多い、特価品コーナーには女性(おばちゃん)仕入れ担当者が多い。という宝飾展示会あるある。また売店がありますが、飲み物や軽食のコナーはわかりますが、リンゴやバナナ、オレンジが1個単位で売られていました。
帰りの新幹線で新聞に目を通すと今日1月24日はキースジャレットの歴史的名盤ケルンコンサートがライブレコーディングされた日という記事がありました。
車の移動で24時間睡眠をとらなかったキースが、調律が間に合わなかったピアノで響きのましな中音域中心にした即興演奏、演奏後の本人評は最悪、にもかかわらづ作品の評価は高く、今も代表作とされる。というようなことが書いてありました。何が幸いするやら、ともかく32年目の今日の奇跡のコンサートがあったわけです。持参したipodのライブラリーに入っていたので(ちょっと嬉しかった)帰りの新幹線では、うとうとしながらキースジャレットのケルンコンサートを聞いていました。