C 店頭編」カテゴリーアーカイブ

ジャガールクルト マスタージオグラフィーク偏歴。

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ジオグラフィークは、1990年に初代モデルが発売され今回2011年のモデルで4代目になります。ケースサイズは前作よ若干小さくなって39mm。タイムゾーンで切り替える第二時間帯、パワーリザーブインジゲーター、ポインターディトという機能のコンビネーションは、そのままに、その時代で時代で、デザイン、サイズを変えながら今年で21年というロングシリーズになります。

そのデザインの遍歴は掲示板のほうにも書きました。
もちろん、GMTウオッチとしては、デビューから最強で、実用性があり、使い勝手のある機能を持った時計ですが、実際には、気分で好きなタイムゾーンを選んで表示させ楽しむといった楽しみ方もありかと思います。タイムゾーンは10時位置のリューズでカチッ、カチッと切りかえますが、ある雑誌に、タイムゾーンを次々に切り替えるのは、地球儀をくるくる回して世界一周を楽しむ感覚と似ているという記事がありました。使い方、楽しみ方は自由です。
何より機能から生まれた時計の顔が良いですね。歴代のモデルと比べると近年はこのモデルに限らずダイヤルのボンベイスタイルという美しい曲線感が薄らいで平面チックな感じを受けるのが気になります。

歴代ジャガールクルト マスタージオグラフィーク。
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ゼニス クルトシャッフォー based on Cal:410〜販売後も心に残る時計たち..

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クルトシャッフォー氏は1935年チューリヒ生まれの時計師でありムーブメントをスケルトン加工しエングレーブする職人。画像のクロノマスターは、彼が1980年独立し工房を開いてからから18年後、64歳の時の作品になります。日本で1999〜2000に発売されました。

このモデルが国内発売される以前に二玄社から発売されていた時雑誌インターナショナルリストウオッチ(日本語版)にクルトシャフォー氏が紹介されていました。そこには、美しい作品の写真と気に入ったキャリバーにしか加工を施さない職人気質の人で、クロノグラフでは、ゼニスのエルプリメロcal;410とフレデリックピゲFP1185のみしか加工しないとか書いてあったように記憶しています。世の中には変わった?凄い人がいるものだと気になっていました。その1〜2年後にその時計に携わることが出来るとは全く思っていませんでした。
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プラチナでも作ったんです。PT950 クロノマスターXXTオープンレトログラード

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パワーリザーブインジゲーターにレトログラード日付表示を持つエルプリメロcal;4023。このキャリバーが最初に搭載されたのはこのプラチナケースが最初で、その後K18ローズゴールドケースでXXTとTの2サイズで発売。ステンレスケースでは発売されませんでした。
このキャリバーはパワーリザーブインジゲーター針を中央の時針、分針、クロノ秒針と同軸上に持つcal:4021にさらに、クロノグラフの分積算針と同軸にレトログラードの日付を加えたキャリバー。
部品数312個/41石。分積算針とレトログラード針、この2つの小さな針はいったいどういう取り付けになってるんでしょうか?レトログラードの針が31→1にジャンプする瞬間、分積算針がリセットされる瞬間そう思いますね。

今回入荷したプラチナケースをお客様からご相談された時は発売から既に約5年はたっているし、プラチナケースなので少数生産に決まってる、さすがに今では入手が難しいのではとお話ししつつ、担当者に問い合せてみるとスイスからの返事は、いけますこと、縁があったんでね。(ニアンス的には、パーツはそれっているので作れますだったような感じ。)

先月国内入荷して、その後アフターサービスで入念なチェックとランニングを行い、昨日手元に届きました。只今、こちらでランニング中です。
XXT(45mm)サイズのプラチナケースは初めて手にしましたが、さすがにズッシリきます。総重量約224g。(ちなみにステンレススティールのXXTオープンが117g。)ケースはプラチナ950、ローターはK22ホワイトゴールド、フォルディングバックルはK18ホワイトゴールドになります。適材適所ですね。裏蓋にはMillesime2005(vintage2005)と**/50のシリアルの刻印があります。限定数は50だったんですね。
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ステンレススティール,K18ホワイトゴールド、PT950の素材は見た目でだけでは判断が難しいですが、プラチナモデルは、プラチナの持つ物理的な特性はもとより、ひとたび手にするとその比重からくる吸いつくような重量感に圧倒されます。また、膨大な時間と熟練したクラフトマンの技術が生んだ穏やかな海面のようなしっとりした輝りに所有者は深い満足感を得て、やがて心を奪われる。新たなこのクールな相棒を手にする瞬間のオーナーの顔が早く見たいものです。
SOLD

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沖縄から届いた画像〜桜。

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 沖縄のお客様から届いた画像です。こちらは雪というのに、もうこんなのが咲いてるんですね。驚きの日本列島です。確かにこちらの桜とは品種は異なるようですが、木の感じはやっぱり桜のようですね。桜吹雪というのがないから、ぜひとも本土の桜をということで、その季節にご来店の約束をしました。雪解け〜桜が待ちどうしです。

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キャンディ界のマニュファクチュール、アニスキャンディ。

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パッケージがユニークだったり、おしゃれだったたり、するので輸入菓子の売り場は大好きです。それにつられてつい買ってしまうことがあります。可愛いオーバル型の缶のアニスキャンディー・アニスもそのひとつ。以前その伝統的な製法を取材したTV番組を見たことがあり、その製法はコンペイトウに似てるなぁって印象を持ってました。食したのは初めて。
雪のように真っ白な一粒、口に入れると、「何これ!?」アニスの独特の香りがします。これが好き嫌いがあるとされる所以。だんだん小さくなると最後に、小さい何かが残ります。最初はこれを吐き出してしまいましたが、これがアニスの種とか、今では最後にこれを歯で潰す。何粒かたべているうちに、独特のアニスの香りが気にならなくなり、逆にはまりつつある今日この頃。
anis-flavignyのホームページには歴史、愛の贈り物であるとか、一粒つくるのに15時間を要するとか、いろんな薀蓄が語られています。また製造に携わるスタッフも紹介されています。よろしければ、一粒如何ですか。(奥の接客ルームにおいてますよ)昔ながらの製法で、昔ながらの場所で、生産されているアニスキャンディーはまさにマニュファクチュールですね。

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店頭企画・歴代イヤーベア人気コンテストの結果発表。

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 店頭で行われた今年で2回目のイヤーベア人気コンテストの結果報告です。今年の1位は、15票を獲得したニコラスでした。2位は昨年優勝者のアレキサンダーなんとわずか1票差、3位は昨年の2009年度のイヤーベアのジョージでした。ニコラスに投票して頂いた方の中から抽選で3名様にささやかなプレゼントを送らせて頂きます。メリークリスマス!
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可愛いベア・BEARに隠されたもう一つの意味。

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M.W.Lさん(掲示板でお馴染みの)から、お姉様に誕生日のプレゼントしたいとお問い合わせ頂き、お伺いした、条件の中で何点か画像をお送りさせていただきました。HPではジュエリー関係は紹介しきれていないので、こういったお問い合せは、ありがたいです。でお決め頂いたのがこのSilverのベアのピンズ。
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ご注文の際に、こんなコメントを頂きました。
「実は、熊にしたのには、僕なりの理由があるのです。
熊は英語では「bear」。
この言葉は、「耐える」という意味もあります。
色んな事に耐えて、看病してくれた姉へのプレゼントには、最適だと思ったのです。」
ただお好みでお選びになるだけではなくて、M.W.Lさんらしいなぁと感心した次第です。
ベアのピンズを見て「オシャレです。」とか、「可愛いです。」と言った言葉はすぐに思い浮かびますが、ベアにそんな意味があるということを知っていると自分には可愛いすぎるピンズもちょっと付けたくなる気がしてきます。身につけるものは、時計もそうですが、自分だけの納得した理由があると愛着もひとしおなわけです。私の心のテーマ「人は何故、時計を腕に付けるか」の回答の一つかもしれませんね。
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カードを添えてローズ、ホワイト、ブラックの3兄弟で仲良くラッピングさせていただきました。
お喜び頂けると何よりです。
SOLD

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