ノモス メトロ38 MT1A4W2。

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 ノモス メトロは、ベルリンにスタジを構えるデザイナーMARK BRAUN(マーク・ブラウン)のデザインによるシリーズ。既に、パワーリザーブ&ディト、ディトがラインアップされていましたが、今回は、最もシンプルな手巻3針モデルです。

ノモス メトロ38

 ノモスのキャリバーで最も多く使われてきた信頼と実績を誇るnomos αを搭載したメトロ38は、(定価¥320,000+税)です。ディト付きモデルが¥380,000(2017年11月現在)なので、ディト付きより定価で6万円お安い設定となってます。

メトロ針アップ

モダンとトラッドの融合を日常的デザインの中で昇華したメトロ

 これは、メトロシリーズに共通することですが、インデックスのブルーやスモセコのレッド、時間を読みやすいようにデザインされた特徴的な形状の針からは、洗練された都会のモダンな印象を受けます。

一方、ラグの形状とかドーム型の風防(サファイアクリスタル)、厚みのないケースフォルムから受ける華奢な印象は、60年代ぽさを感じます。このモダンとトラディッショナルの2つが、日常的な控えめなデザインの中で共存している処が、メトロの魅力のようです。

それでいくと、最もシンプルな手巻キャリバーを持つこのメトロは、ひとつの完成型のような感じがします。

メトロ38着装

シンプルな中に、使っていくうちに新たな発見がありそうな時計です。

ノモス メトロ38 MT1A4W2

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ノモス クラブキャンパス38。

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入荷が遅れていたノモス クラブキャンス38 シースルーバックです。

クラブ38キャンパス シースルーバック CL1A1W238CP
クラブ38キャンパス

38mmサイズシルーバーダイヤルはダークグレーカーフベロアストラップでくっとシックですが、
グレーブルーのインデックスとネオンオレンジのスモセコで、地味にならなく洒落た感じに仕上がっています。

ノモス クラブ38キャンパス

夜間の視認性もスポーツモデル仕様。

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3 EX(トリプル エクセレント)のダイヤモンドを揺らして見ました。

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 胸元でダイヤが揺れるダンシングストーンは、中石(中央のダイヤモンド)を選ぶことができますが、今回カット評価がトップのトリプルエクセレントのダイヤモンドをプラチナ素材のダンシングストーン枠に留めました。

ダンシングストーン ダイヤモンドネックレス

ダイヤモンドは、ダイヤ自体が揺れるもしくは、ダイヤを見ている人が動くときらめくわけですが、ダンシングストーンは、ダイヤモンドが常に揺れ続けさせる工夫をこらした枠、これに最も輝くダイヤモンドを意味する、トリプルエクセレントのダイヤモンドをセットしました。

3EX(トリプルエクセレント)は、カット評価にある3つの項目プロポーション、ポリッシュ、シンメトリーすべてがエクセレン評価されたダイヤモンドです。

ということで、胸元でダイヤモンドが輝く、美しいジュエリーが出来上がりました。

揺れるきらめきは動画で…

 

ダンシングストーンダイヤモンドネックレス_N3623_0.22ct ダンシングストーン_n3623着装

DAC-001 N3623

枠素材:PT900
ネックレス:PT850 無段階調整可能スライドアジャスター付き
ダイヤモンド中石:0.22ct  G VVS1  3EX ( ハート&キュービック)
(鑑定書付き)
ダイヤモンド脇石:0.02ct
SOLD

 馬蹄型が作るエレガントなラインの中央にダンシング ダイヤモンドがセットされた安定感のある定番デザイン。


ダンシングストーンN3622_0.207ctN3622_ダンシングストーン

DAN-002 N3622
枠素材:PT900
ネックレス:PT850 無段階調整可能スライドアジャスター付き
ダイヤモンド中石:0.207ct  D I1  3EX
(鑑定書付き)
ダイヤモンド脇石:0.19ct
SOLD

中心の揺れるDカラーのダイヤモンドとラウンド状の枠に固定された脇石のダイヤの輝きのコントラストが美しいモデル。可愛いさとゴージャスさを持ち合わせたジュエリーです。


 ダンシングストーン_n3624_0.247ct0.247ct_ダンシングストーンネックレス着用

DAN-003 N3624

枠素材:PT900
ネックレス:PT850 無段階調整可能スライドアジャスター付き
ダイヤモンド中石:0.247ct  D I1  3EX
(鑑定書付き)
ダイヤモンド脇石:0.15ct
SOLD

マーキス型のボリューム感のある枠は、チェーンを通す管部にもダイヤをあしらったエレガントな大人の雰囲気が漂うモデルです。


 

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ブレス派?ストラップ派?…二刀流もあり!

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ハミルトン X-ウインドディディト

(左)カーキXウィンドディディト ブレス仕様      H77755133
(右)カーキXウィンドディディト ストラップ仕様 H77755533

上記は、カーキウインドディディトの同じモデルですが、ブレスとストラップでイメージがだいぶ違います。装着感も異なりますが、時計のデザインに大きく影響していますのでそれだけでもお好みが別れますね。

 たとえばこのハミルトン カーキXウンドディディトのように、ブレス仕様、レザーストラップ仕様とどちらも発売されている場合、殆んどの場合、本体が、両方に互換性があるので、ご購入後、違うベルトをご購入して付け替えることが可能です。その場合、レザーストラップからブレスに交換する場合は、ラグ幅以外につけ元の弓管部の形状のフィットがあるので、やはり純正ブレスがおすすめです。ブレスからレザーストラップの場合、ラグ幅(付け元のサイズ)があえば、殆どの場合、他社ベルトメーカーのものも装着可能です。

なので、最初にモデルをお選びの際、どちらにするかご相談を受けた時は、ゆくゆくブレスとレザーストラップの両方を、楽しみたいというのであれば、最初にブレス仕様をお求めになることをおすすめしています。

金属ブレスとレザーストラップには、それぞれに一長一短があります。

夏場汗ばむ季節は、金属ブレスに、秋口からレザーストラップにと季節感をお楽しの二刀流の方もおられますね。その場合、できれば自分で自由に脱着したいのでバネ棒外しは必須アイテムです。

アクティブでオールマイティーなブレス。

ブレスの強みは、洗浄可能なところと耐久性でしょうか。夏場や汗をかく環境では、威力を発揮します。

 レザーストラップと違って交換のサイクルが長いので(半永久的なイメージ)、経済的な面は大きなメリットかもしれません。ただ、お手入れを怠ると不衛生ですし、ブレス自体の耐久性にも影響します。使用後に汗を拭き取ったり、定期的な洗浄などで、コマの隙間に汚れがたまらないようなお手入れが不可欠です。

ブレスサイズ 調整は、ブレスの種類にもよりますが、通常コマ単位になります。指一本ぐらいの余裕がベストと言われています。ブレスの種類によって、調整用のコマにハーフサイズがあったり、微調整部があったりして調整を追い込むことができますが、レザーストラップと比べて時計が少し動く感じでの調整になります。

なので、腕を激しく振るスポーツ、微妙な調整が必要な競技等には不向きです。逆に軽いスポーツ、アウトドアなどはもちろん、ビジネスシーンでも、スーツに合わせてアクティブなイメージを演出する事も出来るオールマイティさを持っています。

注)インパクトのあるスポーツ(バッティング、ゴルフ…)は、そもそも時計には適しません。

スポーツ、カジュアルからフォーマルまで多彩なイメージを演出するストラップ。

ストラップは、消耗、劣化等で交換の時期が必ずやってくるので、ランニングコストを気にされる方もおられますが、時計のダイヤルカラーとのコントラスト、素材(クロコ、カーフ、テキスタイル、ラバー….)また、シェイプ、ステッチの有無、カラーなど…..多彩なイメージを楽しむことが出来るという大きなメリットがあります。

ストラップは、時計を「腕に巻く」という感じの装着イメージ、特に尾錠(ピンバックル)での装着は、時計を腕にキュッと固定したい時(スポーツ、お仕事等)には最適です。気合も入るかもしれません。余談ですが、という理由で、自分の勝負時計はストラップ+尾錠仕様です。

 また、時計の重量がブレスと比べて軽くなるので、ブレス仕様の時計をお使いの方で、時計の重さにストレスを感じる場合は、ストラップに交換することで、使用機会が増えるかもしれません。

時計本体のコンセプト、スタイルに合わせたチョイスが肝心。

純正ストラップは専門デザイナーが、時計のコンセプトに沿ったストラップを合わせていますので、失敗することはありません。ただコスト面や、純正にないカラーや素材で自分だけのオリジナリティーを出して楽しみたいたい場合は、他社ストラップメーカーからのチョイスになります。
これはこれで時計の楽しみ方の醍醐味のひとつかもしれません。

その場合、ちょっとした注意が必要です。基本、ダサくならなければOKですが、時計がフォーマルタイプなのに、ステッチが目立つカジュアルスポーツ系を合わせてみたり、時計が薄型なのに厚みのあるストラップを合わせたりして、せっかくの時計の持ち味を打ち消してしまうような組み合わせは避けたいところです。

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機械式時計の魅力を再確認させてくれたイントラマティック68オートクロノ。

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ハミルトンイントラマティック68
弊社最終入荷分を納品完了した、イントラマティック68オートクロノ(2017年1968本世界限定モデル )

 振り返ってみると、発表時は、新作の中でどちらかというと目立たないわりと地味な存在だったような気がします。個人的にも60年代のクロノグラフのデザインは、大好きなので、このモデルは、黒と白のコントラストとバランス、クラシカルなプッシャー…見た瞬間から気に入っていました。

とは言うものの、ビンテージクロノファンの方からは、手巻で、ケースサイズはせめて36mmぐらいという声も聞こえてきそうで、また最近は、若者のクロノ離れなんてことも若干耳にするし、如何なものかなと思っていましたが、結果は発売前、ハミルトンからオーダーストップを意味する世界限定数予約完売のニュースが入ってきた状態、弊社も入荷分は既にご予約を頂いていました。

60年代後半のデザイン、2カウンタークロノは、世界のクロノファンにうけたようです。ケースサイズは、42mmにしたのも正解だったのかもしれません。ETA VAL7753を改良しパワーリザーブを60時間に高めたキャリバーH-31搭載、10気圧防水、サファイアクリスタルといったスペックは、日常使えるビンテージティストを持つ時計として、コレクターから日常着けたいカッコ良いクロノの需要を満たした感じです。

この時計のオーナーは、これから何年もかけて本当のビンテージ感が出るまで使い込む楽しさがありますね。

このモデルのオリジナルモデルが発売された1968年は、まだ、自動巻クロノグラフが発表寸前、手巻クロノしかない時代、翌年1969年の12月にはSEIKOがクォーツムーブメントを発表して以後70年代〜80年代中・後半まではいわゆる機械式時計は冬の時代に突入します。そんな意味深なターニングポイントな1968年だったんですね。

 機械式クロノの黄金時代といわれる60年代の最後の完成されたデザインを継承するイントラマティック68が、世界中で人気を博したということは、個人的に嬉しい出来事で、久々に「販売後の心に残る時計たちに…」にアップしました。

 

 

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X-WINDをシンプルにスタイリッシュに仕上げたディディトオート

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ハミルトンXwindディディト

ハミルトンのX-WINDは、2層のインナーベゼルを持ちパイロットが横風を受けた時の修正角度を割り出す機能、偏流修正角計算機能を持つシリーズ。日常この機能を使うことはまずありませんが、この2層のインナーベゼルを操作するために、右側に2つのリューズが付き、時間調整の通常のリューズが9時位置に、ダイヤル上でも、航空機のコックピットを彷彿させるデザインを生んでいます。まさに、この機能が、このモデルの個性的なデザインを生んでいると言えます。

  X-WINDは、回転ベゼルを、インナーにすることで、野暮ったさがなく、スタイリッシュに収まっていますが、新作のディディトは3針になってさらに、スッキリして、活躍するシーンが広がった感じです。

ハミルトン X- ウインド H77755133

ケースサイズは、45MM。9時位置のカレンダー表示、リューズが個性的ですハミルトン X-WINDとハミルトンプレーン

3連ブレス仕様モデルH77755133は、ビジネスシーンにもおすすめです。
ハミルトン カーキアビエーション Xウインド ディディト H77755133

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奇数サイズ(19MM,21MM)対応もうれしい、汗に強いマットアリゲーターストラップ

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マットアリゲータストラップ、裏ラバー

レザーストラップモデルをご愛用の方は、ストラップ交換の時期はかならず訪れます。メーカー純正のマットアリゲーターストラップは質感は申し分ないものの、いかんせん価格が高く、通常4〜5万円ブランドよってはそれ以上の場合もあります。 お気入りを、遠慮なく使い込みたいユーザーさんにとっては、オーバーホール以外にそれだけかかるわけですから、ランニングコストは気になるところですね。

そこで、思いつくのは、純正よりおお安くて、純正にまけない質感のものは?です。

そう聞かれると迷わずこのアドナラカウチックはいかがですかとお答えします。
価格は、純正の約半分。しかも裏地にカウチックラバーを採用して耐久性を上げています。なのでランニングコストは、それ以上のパフォーマンスのはずです。

マットアリゲータストラップ裏ラバー、裏面

このアドナラカウチックは、以前にもこのブログでブラックをご紹介したことがありますが、裏地のカウチックラバーについてあまり書けていなかったので、今回のこのダークブラウンのご紹介がてらに、少し。

単にラバーが汗に強いというだけでなくて、裏面の写真をご覧頂いたとおり、裏面にステッチがありません。カウチックラバーは、ステッチの上のはられています。これで、ステッチの穴から汗の侵入を防いでいます。

裏カーフ、使用済み

写真は、交換依頼の使い込んだ純正アリゲーターストラップ、汗をすった裏側が割れてきています。表の感じがそうでもないとまだ大丈夫と使い込みがちです。わかりますが、ここまで来るとさすがに限界でしょうか。

 交換の時期は、裏側から来るようです。肌に直接触れる裏面から吸った汗とステッチの穴から内部に侵入する汗が痛みとニオイの原因になっていたようです。

アドナラカウチックはこの2つの原因に対応して耐久性を高めているわけです。

マットアリゲーター19mm装着

このアドナラの良いところは、サイズのバリエーションとカラーバリエーションが多いこと。サイズは、

18MM-16MM
19MM-16MM
20MM-18MM
21MM-18MM
22MM-20MM
(ラグ幅 – 尾錠幅)

と揃っています。19MMと21MM、それと22MMサイズ。22MMは尾錠サイズが20MMというところも良いです。このへんは今まで、マットアリゲーターでは対応しきれていなかったところでもあります。

画像のJLCのビックレベルソは19MM幅です。なので、以前は、純正以外の選択肢がすくなかったのですが、今回のユーザーさんもアドナラカウチックにされました。バックルサイズも16mmで純正バックルがバッチリ装着出来ました。

ビックレベルソに着装

今回は、純正に近いダークブラウンをお選びいただきましたが、純正に無いカラーも面白いので、次回はそちらもおすすめしたいと思います。

アドナラカウチックカラーバリエーション

新色も追加されて全7色の展開です。
アドナラカウチック(マットアリゲーター 裏地:カウチックラバー)

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