パリを舞台に、男と女の出会い、すれ違い、恋の駆け引き?..そして別れ。を描いた、1996年制作の映画。決断力の無い男が巻き起こすエピソードと言ってしまえば、それまでですが(笑) いやいや、めちゃくちゃ面白かったです。2度見しました。
主人公ヴァンサン・カッセル演じる「マックス」、その親友でパリで靴屋を経営するジャン=フィリップ・エコフェ演じる「リュシアン」。この二人の時計が、一瞬クローズアップされます。
まず、リシュアン、7時にデートの約束があるにもかかわらづマックスに車を貸して、案の定、約束の時間を過ぎてもマックスは戻らない。リシュアンが、苛立ちながら時計を観るシーン。
クローズアップされたレベルソは、いきなり裏蓋側。一瞬で、反転してダイヤル面が出ます。素早い反転は遅れているマックスへに苛立ちの演出なのかと思いきや、その後の電話のシーンで手元が写ったとき、裏蓋が上になっていたので、彼は通常裏蓋側にしている使い方のようです。こういう使い方もありですね。
マックスは、商社マンとして成功したという設定、腕元に小振りな(1996年頃は、ヨーロッパでも時計はまだ小振りだったんですね。)ゴールドの時計が、何回もちらちら映っていましたが、こちらも一瞬クローズアップになります。ピアジェのポロでした。なるほどマックス、らしいか….。
各カット一つ一つが意味しんな映画なので、わざわざクローズアップされた二人の男が選んで愛用する時計が、それぞれが好きになった女性、結ばれる女性の伏線になっているのでは…と思うのは、多分私だけで、考えすぎであろうかと思いますが、気になるところではあります。
あと、なんといってもこの映画の魅力は、アリスを演じるロマーヌ・ボーランジェ(ポスターでは左端で脇役ぽいですが)です。この人なしでは語れない映画です。今まで知らなかった女優さんですが、今回ファンになりました。
アランシルベスタインらしいピクト スマイルディチタン。再入荷。
1本の針で、時間を示すピクト。チタンケースにホワイトラバーストラップ、曜日表示にスマイルディを採用した、このシリーズの最終型・完成型とも言えるピクトスマイルディチタン。が、また・また再入荷しました。ダイヤルの針にあるアイコン、スマイルディ、チタンケースとホワイトのグミのコントラスト、どこをとってもアランシルベスタインらしいアイテム、ここ2〜3年の間、すっかり定番化、見慣れたピクトですが、いつ見ても新鮮な感じがします。腕に巻くと気分が良くなる、時間を見るのが楽しくなるそんな機械式時計ですね。
SOLD OUT
追記
アランシルベスタイン純正ストラップは生産終了です。現在下記で代用しています。
TYP-アラン カーフトリコローリー
沖縄から届いた画像〜桜。
キャンディ界のマニュファクチュール、アニスキャンディ。
パッケージがユニークだったり、おしゃれだったたり、するので輸入菓子の売り場は大好きです。それにつられてつい買ってしまうことがあります。可愛いオーバル型の缶のアニスキャンディー・アニスもそのひとつ。以前その伝統的な製法を取材したTV番組を見たことがあり、その製法はコンペイトウに似てるなぁって印象を持ってました。食したのは初めて。
雪のように真っ白な一粒、口に入れると、「何これ!?」アニスの独特の香りがします。これが好き嫌いがあるとされる所以。だんだん小さくなると最後に、小さい何かが残ります。最初はこれを吐き出してしまいましたが、これがアニスの種とか、今では最後にこれを歯で潰す。何粒かたべているうちに、独特のアニスの香りが気にならなくなり、逆にはまりつつある今日この頃。
anis-flavignyのホームページには歴史、愛の贈り物であるとか、一粒つくるのに15時間を要するとか、いろんな薀蓄が語られています。また製造に携わるスタッフも紹介されています。よろしければ、一粒如何ですか。(奥の接客ルームにおいてますよ)昔ながらの製法で、昔ながらの場所で、生産されているアニスキャンディーはまさにマニュファクチュールですね。
1960’sユニタス6425 オーガストレイモンド Boogie
1960年代のオールド ユニタス6425をレストアして現代のスペックに仕上げたオーガストレイモンドの限定シリーズ。現代のスペックとは、ステンレススティールケース、3気圧防水、サファイアクリスタル、シースルーバック、夜光。ETAに吸収される前のユニタスのキャリバーで地板にUTのホールマークがシースルーバックから確認できる。ケースサイズ35mmという小振りなサイズも魅力。
ディト表示があり、早送り調整は、時間調整で針を進め12時で日付が進んだらそのまま1時まで針を進め、そこから10時ぐらいまで一旦バック、そしてまた針を進めて12時で日付を進める、これの繰り返しで日付を進めていきます。一見、めんどくさそうですが、慣れればそうでもありません。ちなみにノモスのディト調整はこの方式ですね。オールドムーブを目で見て楽しめながら、気兼ねなく日常使いが出来る時計です。
SOLD OUT
店頭企画・歴代イヤーベア人気コンテストの結果発表。
店頭で行われた今年で2回目のイヤーベア人気コンテストの結果報告です。今年の1位は、15票を獲得したニコラスでした。2位は昨年優勝者のアレキサンダーなんとわずか1票差、3位は昨年の2009年度のイヤーベアのジョージでした。ニコラスに投票して頂いた方の中から抽選で3名様にささやかなプレゼントを送らせて頂きます。メリークリスマス!
アランシルベスタイン ボリドークロノチタンPVD。
ラグ部(ベルトの取り付け部)が可動して腕にフィットする構造を持つ角形ボリドーシリーズにクロノグラフがが加わったのは1996年。ケースサイズは縦が47.7mm 幅32mm.今見るとそう大きいとは思わないが、当時は、お弁当箱みたいと言った人もいるくらい大きな印象でした。
ボリドークロノは人気アイテムとしてその後、チタン、チタンPVDと続き、PVDもブラック、ブロンズ、ゴールドと続きました。
このBK92はチタンに(世間をあっと言わせた)ゴールドのPVD。ヘアライン仕上げのゴールドが光に反射するとソフトでリッチなシーンを出しマットなホワイトダイヤルと美しい絶妙のコントラストを生み出します。他では見たことがないまさにアランシルベスタインの世界。
ケース幅が32mmに押さえられているのは使用ムーブが小型のフレデリックピゲのFP1185を使っているから、アランシルベスタインではボリドークロノの他にクロノA,クロノマリン、ロンドクロノ、ペイブクロノなどにも搭載されてきた自動巻きでコラムホィールを持つ高級ムーブ。
腕にのせた感じは 可動式ラグのお陰で自然なフィット感。この感じ!がアランシルベスタインなんですよね。パティー会場なんかでも映えそうです。オシャレな時計です。
SOLD OUT
追記
アランシルベスタイン純正ストラップは生産終了です。現在下記で代用しています。
TYP-アラン カーフトリコローリー