昨日の定休日、奈良国立博物館で開催されている大遣唐使展に行ってきました。
奈良へは、京都で「雷鳥」から「みやこ路快速」に乗り換えます。出発してから約2時間15分位で到着。JR奈良から会場へはせっかくなので徒歩。国立博物館の周辺は、東大寺の近くということもあり、平日にもかかわらず多くの人で賑わってました。でも会場に一歩足を踏み入れとそこは打って変わって静かな空間。順路を進むうちに、歴史のお勉強はとりあえず…..、ということにし、ここは作品として楽しませてもらおうではないかと….そう思った瞬間、なんか仏像がとてもユニークな造形に見えてきました。すいません。見ていて飽きないし、ピカソもびっくりだなぁって思った次第。(あ〜来て良かった思った瞬間でもあります。)
会場を後にし、ランチ、(お約束の)南大門、大仏殿を見て、最後にリニューアルされた興福寺国宝館に足を運びました。こちらは国立博物館と異なり、入り口から館内まで修学旅行の学生で、大混雑。
こちらの展示品も圧巻でした。なんといっても阿修羅像が露出展示されてます。その美しさに感動していると、横にいた家内が像の右下の説明に身長153.4cmと記されているのを見て、「私と同じなんだ」と意味不明な発言を嬉しそうに…。その場が、混雑してきたので、またゆっくり来ますと心に誓いながら、ふと横を見ると流れる人混みの中で、立ち止まり阿修羅像に手を合わせている男子中学生あり、彼は真剣そのもの。これが仏像のオーラというものでしょうか。
阿修羅像の前では毎日きっと色んなことが起きているに違いない。
さっき興福寺のホームページをみたら、「阿修羅像のファンクラブ」会員募集を開始とありました。^^; ファンクラブか……これがブームというものでしょうか。
それにしても凄い人気のようです。
国立博物館から出てすぐ、こんなレトロで素敵な消火栓を発見しました。…重要文化財でも国宝でもないけれど、これも良いなぁって思いました。しかもきっと現役なんでしょう。
歴史ある奈良の懐の深さを感じつつ、大満足で日帰りトリップの帰路についた次第です。
アビエーション・コスモノート(2カウンター) Val;7733
アビエーション コスモノート(Valjoux7733)です。2カウンターのコスモノート(渋いですね)アビエーションはチューリッヒのオーレックスアンドワイズ 社(以下O&W社)がブライトリングの1974年から1979年までのパーツ及び当時使用されていたムーブメントを使用して生産されました。(経緯についてはHPのほうにもざっくりと紹介しました。今回1999年のクロノス誌に掲載された記事を参考にさせていただいております。)O&W社に現在どれだけのムーブメント、パーツが残っているかは不明です。(何年も前にもうほとんど残っていないという情報もありました。)O&W社はオーレックス氏とワイス氏二人の会社で、ブライトリング名義を1982年に買ったアーネストシュナイダー氏による新ブライトリング社がナビタイマー、コスモノートを生産しはじめた1986年まで、ブライトリング名義で生産していたようですが、それ以降は法的な理由でAVIATINという名前で生産するようになったというです。SOLD OUT
ドイツエアマン入魂の時計。
この時計を最初見たときの感動は今も覚えています。歴史あるラコーの復活とともに、世界で75本発売された時計。直径55mm、ドイツ空軍のエアマンウオッチをストラップ、までほぼ完璧に復元、ムーブメントは当時のパーツを約80%使用してラコー社の復活の意気込みを感じさせた。(その後のラコーはどうしたことか…..)うちでは一番大きいリストウオッチとして、見る人を驚かせてていました。先日、ドイツ時計好きの方に嫁ぎました。時計がパイロットの命を守る役割をしていた時代、その時間を伝える責任感が裏蓋をあけた時、金色のムーブメントからひしひしと伝わりました。この時計の魅力はここにあり。手にしたときの丸いケースの金属の冷たさ、重量感、ストラップの革の香りまで…心に残ってます。
アランシルベスタイン旧モデル、アーキテックバレンタインPVD
昨年からのプロジェクト?アランシルベスタインに旧モデルを要請して入荷してきたモデル。旧タイプのアランシルベスタインは、現行より小振りであること、当時の価格、基本的にレアアイティムであることなど美味しい要素を持ち合わせています。今回HPにアップしたのはケースサイズ35mmのアーキテックシリーズ。ワンハンドで時間を示し、中央のハートが秒針として時を刻むバレンタイン。ケースとブレスに採用されているブラックPVD加工は、アランシルベスタインはデビューから使用しているのでファンにはお馴染みの仕上げ、当時は唯一(たぶん)もしくはかなり少数派だったですが、現在では、各ブランドにおいて一つのバリエーションになっているようです。
SOLD OUT
関連リンク
アランシルベスタイン
ゼニス ニュービンテージ1965再入荷しました。
華麗なる演出、クロノファイターRACトリガー バックインブラック
以前からクロノファイターファンのお客様からオーダー頂いた クロノファイターRACトリガー”バックインブラック”、世界限定100本なので、入荷を心配しながら代理店、担当者に問い合わせたところ、ちょど国内入荷したところということで、タイミング良く納品することができました。このクロノファイター、スプリットセコンドクロノグラフにパワリザーブインジゲーターを持ちます。
スプリットセコンドクロノグラフは本来ラップタイムや2つの速度の計測を目的としますが、機械式の場合、なんと言っても、針の動きや、操作感が魅力です。
心憎い演出は、クロノグラフをスタートさせてスプリットボタンを押した瞬間にあります。
通常時は、カラーを最小限に抑えたダークな世界(写真左)、クロノを作動させて、スプリットボタンを押すとグレーのクロノ針の下から赤いクロノ針が表れ、その瞬間雰囲気を一変します。(写真右)ブラックの基調のデザインはこの瞬間の為かと思える程。針が割れるように見えるので”割剣”とも呼ばれるいわれでもある瞬間ですね。
もう一度スプリットボタンを押すと赤い針は、先に進んだクロノ針を追いかけてその針の下に隠れて計測を続けます。(もとのさやに帰るわけです)2つのクロノ針を別々に止めて、それぞれをリセットさせることも出来ます。ロゴ下のパワーリザーブインジゲーターもさりげなくて良いですね。
SOLD OUT
機械式クロノファンにはたまらないこのスプリットセコンド機能を持つクロノグラフは、今年ゼニスからもエルプリメロ・ラトラパンテ( cal:4026)が登場します。10ビートのスプリット、こちらも楽しみです。