味わいたい。風景と秒針がゆっくり流れる贅沢な時間。

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星の数ほどある雑誌、どの雑誌に広告をだしているかで、そのブランドの意図しているターゲットを伺い知ることができると思います。(そういうところからのブランド位置づけを見るのも面白い)今回「一個人」9月号(KKベストセラー発行)という雑誌にノモスが掲載されています。本号の保存版特集なるものが「個室寝台列車を完全乗り比べ」これが結構面白い。幾度となく利用しているJRですが、実はまだ個室寝台列車なるものは利用したことがありません。こんな時間の使い方があってもいいなぁ、列車の窓から流れ見える日本の風景を遠いドイツはグラスヒュッテで生まれたノモスにも見せてあげたい。窓越に日差しが入ればサンダイヤルに光を当ててみたい。そんな車内を想像してしまいました。写真右のノモスはオリオンとサンダイヤル。

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デュオメトルクロノグラフ。

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腕時計クロノグラフは通常、クロノグラフのスタートボタンを押すことで主時計を動かしている動力にクロノグラフモジュールを歯車で連結させ、クロノグラフを作動させます。ジャガールクルトのキャリバー380は、その概念を覆してそれぞれを独立させて2つのゼンマイ、2つのパワーリザーブインジゲーターを持ちます。振動数を6振動に落とし、一秒を6分割にする秒針まで持たせたまさに究極の機械式クロノグラフ。また、通常クロノグラフの場合、クロノグラフ秒針がセンターにあり、主時計の秒針(永久秒針)はスモールダイヤルにありますが、このキャリバーは永久秒針もセンターいわゆるビックセコンド。(なんとも挑戦的!シンメトリックなデザインにこだわった結果でしょうか)クロノグラフをスタートすると永久秒針とクロノ針はスタート時の間隔を保ちながら仲良く動きだします。

クロノグラフを制御するボタンは1つ、ワンプッシュです。もう一度押すとクロノ針のみストップ、もう一度押すとクロノ針はリセット(零帰)します。その間は主時計の秒針は動き続けているわけです。シースルーバックから見えるCasl380もこれまた圧巻です。
SOLD OUT

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新作 ブラックベーシック入荷しました。

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チタンケースにブラック(グレー)PVDを施した、ベーシックの新作BA401Bが入荷しました。新PVDは、しっとりした質感で良い感じです。スマイルディも映てます。
SOLD OUT

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新作ベーシック・バレンタイン入荷。

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ベーシックの新作バレンタインが入荷しました。ポリッシュ仕上げのチタンケース、ルテニュームカラーのダイヤルにピンクを合わせた個性的でなんとも可愛いモデルです。
ダイヤルにはハートに稲妻?のイラスト、その上に重なるようにガラス面に矢を放つエンジェルが描かれていて矢は8時に向かっています。持つ人それぞれに物語を感じさせるデザインです。もちろん曜日表示はスマイルディ。
インデックスのピンクのハートが夜光になっているので暗闇で12個のハートが光ります。SOLD OUT

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ル・レベイユGMTブラック入荷。

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ニューカラーのブラックPVDのル・レベイユGMTが入荷しました。今回のブラックPVDは真っ黒じゃないんです。ブルー(ブラック)グレーと呼ばれるもので、いわゆる塗りつぶしではなく地金の仕上・タッチを微妙に見せる新技術で施されています。
チタン素材と硬度を増すPVDのコンビネーションでキズに強い耐久性を増し、また時間の経過と共にメタルの風合いの変化を楽しめるエイジングフィニッシュを意識して、ずっと人生のそばにいてくれるような時計を作りたかった。というのはアラン氏本人の説明。たしかに硬質な質感を醸し出しながら、実際に腕にのせたときのチタンとラバー特有の付け心地の良さは、独特で、日常も愛用できそうです。
ラジュペレー社によるアラーム機能、GMT機能付きキャリバーも一段と美しい仕上げが施されています。
アランシルベスタインのコレクションでは、シリーズ化しているル・レベイユは1996年からのスタートになりますが、ケースにカラーリングされたのは今回が初めて、「ガーディアンエンジェル」と呼ばれ ル・レベイユにはお馴染みのラッパを持つ天使もブラックを背景にキラリと光ってアランシルベスタインらしい憎い演出です。
SOLD OUT

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シースルーバックの現代におけるもう一つの役割とは。

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クォーツムーブメントが既にあるというのに、わざわざ機械式を愛用する。その理由は数々ありますが、美しいムーブメントを眺めることができるシースルーバックは、機械式時計の魅力を引き出す手段の1つであることは間違いありません。1990年代前後から普及しはじめたでしょうか。もうひとつこのシースルーバックには良いところがあります。ムーブメントには地板のある部分(テンプあたり)をルーペかキズミで拡大してみるとメーカー名、キャリバーが刻印されています。ですからこの時計にはどこの会社のどのキャリバーが使用されているか、またはベースになっているか、そして仕上げの程は、シースルーバックの場合一目瞭然。ユーザー側からしたらカタログのスペックをみるより、非常に確実で便利なわけです。もともとはムーブメントを楽しむために考案された物だと思いますが、2002年ETA宣言もあり、機械式時計の価値を決めるを中身が多様化している今日においては、シースルーバックは、時流からして大切な意味を持つと思うのです。
写真は地板の刻印の一例。ノモスはノモスα(手巻き)ノモスε(自動巻)になったタイミングでETAの刻印がNOMOS GLASHUTTEに変わっている。写真上の右RマークはETAに買収される前のバルジューのキャリバーに見られるマーク。買収後はETAになる。

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大阪、中之島の小さなヨーロッパ。

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昨日、某メーカーさんの展示会が、大阪、中之島の中央公会堂にて開催されたのでちょっと行ってきました。以前から風格あるこの赤煉瓦の建物の存在は知っておりましたが、中に入ったのは初めて。楽しみに入ってみると、期待を裏切らないヨーロッパの美術館や教会を彷彿させる雰囲気漂う素敵な空間がありました。ある部屋には天井にフレスコ画があるではないですか…..テーマは日本書紀?邪馬台国的な絵が…..ヨーロッパが宗教画なら日本ならこうなる…のでしょう。一階には、カフェもあり、ちょっとお茶でもと思いましたが、大阪名物「大阪のおばちゃん」らしき一行がおられ、何故か、一人でお茶するのを躊躇してしまいました。次回はここでお茶でも。大阪の名所私なりのおすすめスポットも数々ありますが、この中之島界隈、この中央公会堂もその一つ。

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