アビエーション コスモノート(Valjoux7733)です。2カウンターのコスモノート(渋いですね)アビエーションはチューリッヒのオーレックスアンドワイズ 社(以下O&W社)がブライトリングの1974年から1979年までのパーツ及び当時使用されていたムーブメントを使用して生産されました。(経緯についてはHPのほうにもざっくりと紹介しました。今回1999年のクロノス誌に掲載された記事を参考にさせていただいております。)O&W社に現在どれだけのムーブメント、パーツが残っているかは不明です。(何年も前にもうほとんど残っていないという情報もありました。)O&W社はオーレックス氏とワイス氏二人の会社で、ブライトリング名義を1982年に買ったアーネストシュナイダー氏による新ブライトリング社がナビタイマー、コスモノートを生産しはじめた1986年まで、ブライトリング名義で生産していたようですが、それ以降は法的な理由でAVIATINという名前で生産するようになったというです。SOLD OUT
「アビエーション」タグアーカイブ
コメントを残す
ドイツエアマン入魂の時計。
この時計を最初見たときの感動は今も覚えています。歴史あるラコーの復活とともに、世界で75本発売された時計。直径55mm、ドイツ空軍のエアマンウオッチをストラップ、までほぼ完璧に復元、ムーブメントは当時のパーツを約80%使用してラコー社の復活の意気込みを感じさせた。(その後のラコーはどうしたことか…..)うちでは一番大きいリストウオッチとして、見る人を驚かせてていました。先日、ドイツ時計好きの方に嫁ぎました。時計がパイロットの命を守る役割をしていた時代、その時間を伝える責任感が裏蓋をあけた時、金色のムーブメントからひしひしと伝わりました。この時計の魅力はここにあり。手にしたときの丸いケースの金属の冷たさ、重量感、ストラップの革の香りまで…心に残ってます。
ドイツ軍のカラー。
AVIATION(1970年代後半)Val:7736
AVIATION、ヴァルジュー7736を搭載したモデルが入荷しました。1970年代後半〜80年代の初めに生産された時計のようですが、非常に状態が良い未使用品です。AVIATIONというブランドの成り立ちについては、正確な資料はいまのところありませんが、聞くところによると1970年代後半から80年代の初め、当時倒産・閉鎖状態だったブライトリング社のパーツを保管する倉庫を買い取った会社がそのパーツを使って時計を生産した時計ということ。その前にワックマンという会社も存在して、最終的にブライトリングはSICURA社が購入したという話のようで、このあたりの過去の複雑な経緯は興味もないし知る余地はありませんが、ともかくこのAVIATIONの時計自体、また使用されているトリチュームのダイヤルやムーブメントのVal7736を含め、今になってみれば非常に魅力的です。