ノモスの純正ディプロインバックル16mm,18mmがオプションパーツとして発売になりました。いわゆる折りたたみ式バックル、フォルディングバックルとも呼びます。以前、セーフティーバックルと呼んだ時代?メーカーもありました。自分的にはフォルディングバックルで統一していますので、HPもそのように表記しました。
ようは、レザーストラップが、固定されて、繋がった状態になり取り外しが楽になるものです。また装着時に、誤って時計を落とす確立が下がります。また、ピンバックルよりストラップの痛みが少なくなることもあるようです。
一言で、フォルディングバックルといっても、「2つ折りタイプ」、左右が開閉する「観音開きタイプ」があります。また、プッシュ式、プッシュ式でないものの(呼び名がわかりませんが、)があります。
今回のノモスの純正バックルは、2つ折タイプ、プッシュ式になります。このタイプは、装着、取り外しがワンタッチになります。
観音開きタイプと比べて、腕に当たる金具部分が長くなるので、手首サイズとベルトの長さの関係がシビアになります。装着した際に内側の金具の位置によって装着感に違和感がある時があります。その場合、ベルト自体を12時側(尾錠側)と6時側(剣先側)を入れ替えて時計に取り付けるという対処方法があります。
これが 開いた状態。メーカーの純正といっても、既存のものにレザー刻印でロゴを入れただけの物もありますが、これは、見た感じ、オリジナルのようです。ノモスらしくスタイリッシュな出来上がりです。
取り付けは、ピンバックを外し、フォルディングバックルの固定側を取り付けますが、ここは、ネジ式になっています。なので、取り付けには精密(-)ドライバーが必要です。
ネジは、いわゆる共ネジになっているので、基本的にドライバーは2本入ります。一方は固定、一報を回す。パートナーがいれば、お手伝いしてもらう方法もありですが、いない場合は、一人で行わなければなりません。ドライバーに台座がついている工具もあるようですが、(自分は持っていませんが)店頭では、作業台に固定したミニ万力にドライバーを固定して、やってます。
通販の際の取り付けに関しましては、お気軽にご相談ください。
取り付けるとこんな感じになります。いくつかのフォルディングバックルをお使いになった方は、お気づきかもしれませんが、時計を取り外す時、プッシュボタンを摘んで、向こう側に開く感じになります。最近の2ツ折れタイプの場合、手前に開くことが多いのですが、ノモスは逆のようです。どちらも慣れの部分もありますが、手前に引くほうが外しやすい(慣れちゃってる)かたは、先に違和感がある時の対処方法として書いたベルトの12時側(尾錠側)と6時側(剣先側)を入れ替えて時計に取り付けるという対処方法があります。
ノモス純正フォルディングバックル