アランシルベスタインの輸入元がサンプル非売品としてコレクションしていたKRONO C COSC (クロノクラッシック)の1997年モデルです。シルバーマットのケースにほぼ同色のグレーダイヤルがシックなクロノCです。日(ポインターディト)・曜日・月表示にムーンフェイズインジゲーター、24時間針、クロノグラフ。トレードマークのウネウネクロノ秒針も細く繊細な印象があります。日付はポインターディトなので、ダイヤルの外周(ルーレット)に日付がプリントされていますが、数字が大きめで見やすいです。当時は、気づきませんでしたが、最近目の衰えのせいか、そういうことも気になるようになりました。
ムーブメントはETA7751(COSCクロノメーター)で、パーツにダークブルーのPVD処理が施されたスペシャルバージョンです。
1995年スポーツバージョンとしてクロノバウハウス・KRONO Bが発売されたタイミングで、従来のKRONOはクロノ・クラッシック・KRONO Cというネーミングになりました。KRONO Bと比べると「細かい」、「繊細」なクロノという印象です。
SOLD OUT
「コレクターズアイテム」タグアーカイブ
アランシルベスタイン ロンドスマイルディ ピンクドッツ2006。
アランシルベスタイン輸入元サンプルコレクション開放シリーズの1本です。
ロンドのケースをキャンパスに見立て、小さい穴を開けそこにラッカーを充填して美しいグラデュエーションを描いたロンドスマイルディドッツ。2006年にブルー、ピンク、グリーン、ピンクの4色合計で999本が製作されました。グミストラップ、クロコストラップ、ステンレススティールブレスが付属します。
曜日表示のスマルディ(丸型)が、デザインにマッチしています。アランシルベスタインの世界観をシンプルな3針モデルで表現したオリジナリティー溢れるモデルです。
“時が永遠ならそれを保存するオブジェを作りたい。”というコンセプトを掲げて1987年にブラックPVDケースでデビューしたアランシルベスタインが、2005年に初めてラッカーを時計ケースにカモフラージュ模様で使用、翌年ラッカーをドッツで使用。
リストウオッチをさらにアート作品として高めた力作。SOLDOUT
アランシルベスタイン ブラックマリンスマイルディ2008。
アランシルベスタイン輸入元サンプルコレクション開放シリーズです。
(アランシルベスタインの輸入元が発売当時に各モデル1本づつサンプルとしてコレクションしたシリーズで、今後のメンテナンス、現在のコンディションを考慮して合格したものが正規品・新品として販売されるシリーズです。)
2007年にマリンシリーズが復活しアランシルベスタイン・ファンの間で話題を呼びました。翌年2008年には、チタンケースにブラックPVDを施したシリーズが発売されさらに話題となりました。ブラックマリンスマイルディは、シンプルな中にアラン・シルベスタインのティストが盛り込まれたモデル、ブラックとマリンとスマルディ3つのキモを押さえたモデルです。発売当時は、早い段階で完売していました。
回転ベゼルやダイヤルのインデックス、スマイルディにも夜光(スーパールミ)が施され、発光した時の顔のデザインも計算されているところが、アランシルベスタインらしいところです。
チタンケースにブラックPVDブラッシュマイクロサンドブラスト仕上げの美しいケース。
チタンにグミを組み合わせてマリンシリーズの軽量化が実現したモデルです。
SOLD OUT
ロンドGMT2002,ペイブGMT2002。
アランシルベスタインの輸入元は、社内サンプルとして各モデル1本づつを保管していましたが、その社内サンプルの一部が販売用に開放されました。正規保証付き・新品としての販売になります。今までもこのシリーズで何アイテムか紹介させていただいていますが、今回は2002年に、発売されたロンドGMT、ペイブGMTです。
後にケース素材がチタンになるとメタルブレスの付属がなくなりましたが、この頃は、ステンレスケースだったので、ステンレスティールのブレスが付属しています。
発売当時も、オリジナリティー溢れるデザイン、その存在感と話題のモデルでしたが、10年の月日がたった今もそのモダンなシェイプは健在です。
SOLD OUT
アランシルベスタイン1999年クラブクラシック、クラブメディオクラシック。
アランシルベスタインの輸入元が、毎年各モデルを1本づつサンプルとして保管・コレクションしていた中で、コンディションが良く、付属品が完品で、今後もアフターサービスが可能なものが販売されることになりました。新品、正規品として販売されるアランシルベスタインのコレクションです。
左)1999年クラブ クラッシック ホワイトエナメル(39.5mm)
右)1999年クラブ メディオクラシック アイボリーエナメル(36.8mm)
筆記体の美しいレタリングがダイヤルや風防にデザインされた、いかにもクリエーターらしいアイテムとして話題になったモデルです。
このモデルのもう一つの魅力は、ダイヤルにエナメルを使用していること。光に当てるとハンドメイドのタッチがうかがえ、ラッカーと違った風合いで、劣化に強いダイヤルです。
セットも完品で、ステンレスのブレスも付属します。
SOLD OUT
アジムート・LANDSHIP〜販売後も心に残る時計たち。
当初、この時計は2011年に発売される予定でした。結局入荷になったのは2013年、発表当時の盛り上がりと比べると予定が大幅に遅れたこともあり若干インパクトが薄らいだ感じもありましたが、こういう時計を100個作るということは、作る方も相当情熱がいるんだろうと思いながら、店頭用に1本在庫として置くことにしました。
それから何週間もしないうちに、アジムートの輸入元が変わるというニュース。新しい輸入元が設定したランドシップの価格は¥777,000-と¥94,500-と値上がっていました。国内定価の決め方には輸入元の諸事情があるので異なるということでしょうか。イレギュラーな状況とは言え、入荷してあまりの短期間での、大幅な値上ですし、まず現在の個体は旧価格で入荷しているので、ここはHPの表示価格はそのまましておくことにしました。こういう個性的な時計を在庫するということは、ほんとに売れるだろうか、買って頂けるとしたら、いったいどんな方だろう、不安な反面、楽しみもあり複雑な心境です。
いくつか問い合わせを頂きましたが、さまざまな理由でご成約には至らずそんな中、「そのシリアルNOのランドシップが是非欲しいので、取り置きしていただきませんか」とうメールが入りました。ご遠方なのですぐには、行けないけど、予定が立ち次第連絡してご来店いただけるということでした。そして
ご来店頂いた時、一目見てLandshipの方と分かりました。そのまま奥の部屋で色々とお話させて頂き、楽しい時間を過ごさせていただきました。お帰りの時、今までおつけになっていた時計を右腕に付け替えて、ランドシップを左腕巻かれました。その時、LandshipのそのシリアルNOの個体が当店に来た奇遇な経緯を思い起こしながら、約180km・約3時間の道のりを朝一番にご来店いただいたお客様を目の前にして、この時計は、入荷した時から行き先は決まっていたのかなぁと感じました。
少量生産される時計に宿る情熱、魅力、醍醐味を味あわせていただいた時計でした。
Passion inside!