在庫状況について
アフターパーツとして再生産されたアランシルベスタイン グミ20ブラックは、弊社及び輸入も在庫がなくなり、現在最終ロットの入荷を待っています。入荷は10月下旬〜11月を予定しています。在庫状況、ご予約はこちら
グミ20は、クロノ2,クロノC、クロノB、クロノB2、クラブ、ベーシック、ピクト、ロンド、ペイブ….などに装着可能です。※装着には専用バックルが必要です。
アフターパーツとして再生産されたアランシルベスタイン グミ20ブラックは、弊社及び輸入も在庫がなくなり、現在最終ロットの入荷を待っています。入荷は10月下旬〜11月を予定しています。在庫状況、ご予約はこちら
グミ20は、クロノ2,クロノC、クロノB、クロノB2、クラブ、ベーシック、ピクト、ロンド、ペイブ….などに装着可能です。※装着には専用バックルが必要です。
欠品していたアランシルベスタインようカーフトリコストラップが、入荷しました。
メーカーからの供給が終了したので、国内工房でで製作しています。
以前から、裏面は耐久性を高めるためにカウチックラバー仕様にしていますが、今回よりステッチ穴をカバーする全面カウチックラバーを採用して、より耐久性が高まる仕様にしました。
付け元幅19mmサイズで、これはアランシルベスタインのカタログ上20mmサイズのモデル(クロノC、クロノB、ピクト、ロンド、etc………….)
ご注文はこちらから→カーフトリコストラップ
このサイズ以外の幅(17mm,22mm……..)、ショートサイズ、ロングサイズは別作オーダーで承ります。お気軽にご相談ください。
アランシルベスタインは1987年にデビューした腕時計のクリエーターです。現在は時計を作っていませんが、2011年頃まで毎年、時計好きのツボを押さえたアイデアと独創的なデザインでユニークな時計を限定発売して多くの時計ファンを魅了しました。彼の作品は殆どが機械式ですが、初期の頃にクォーツムーブメントのモデルを何アイテムか発売しています。
先日、電池交換でお預かりしたK.M.Tはそのひとつで、デビューの翌年1988年に500個作られたモデルです。
後にブランドのアイデンティティとして確立される黄色いウネウネ秒針、3色の針、三角のリューズ…などが、既にこのモデルにも見られます。
久しぶりにダイヤルを良く見てみると、分刻みの丸いドッド、5分おきの小さい赤いドッドが可愛いですね。洒落ているだけではなく、24時間計をナイトアンドディダイヤル(ブラックとホワイト)、通常の時間をその外周にして、GMT機能時計として実用性が高く、見やすいデザインになっています。
裏側を見てみると、ケースバックは、グラスバックですが、ムーブメントとの間にもう一枚裏蓋があリます。2重の裏蓋になっているのです。中間の裏蓋がなければシースルーバックでムーブメントが見えますが、クォーツなので皮肉をこめて見えても意味ないよというユーモア?というのは考えすぎでしょうか(笑)金属の裏蓋は、ピカピカにポリッシュされていて、しかもガラスで保護されているので傷がつくことはなく、ちょっとした手鏡に使うことも出来ます。
2つの裏蓋を開けてようやくムーブメント (ETA555-412)に到達。
裏蓋の裏には小さくFrench Caseとありました。そういえば2000年頃?からコストダウンのためにケースをmade in chinaにしたメーカーも多くなったようですが、彼は最後まで、それを拒否していたようです。
アランシルベスタインは現在、自分のブランドとしての活動はしていないようですが、彼の過去の仕事を愛したファンの方々の中には、ブランドの復活を望んでいる方も少なくないようです。ただ、妥協した安易なコラボレーション的な復活ならきっと受け入れないでしょうね。
液漏れに強く、低温性能に優れたゴールドコーティング電池を入れて動き出したK.M.T。次の交換まで頑張ってください。よろしくね。
先日、連休前、久しぶりにチャイムの音を聴いてみたくなったからと、メンテナンスでお預かりした愛知時計14日巻、ウエストミンスター。記念品のよ贈答品だったようで裏蓋に連名の文字入れがあり、昭和47年とありました。これから機械式の置時計がトランジスター、そしてクォーツへと変わり始める時期、機械式の最終段階機種です。今では見ることがほとんどないこの独特のスタイルですが、私が、小学生の頃お店で良く見た記憶があります。
裏蓋を開けると下の方にチャイム部、長いリン棒が4本セットされています、独特の飛行機の翼のようなこの時計のスタイルは、このリン棒を収納して共鳴させる箱の役割になっています。なので、大きさの割にチャイムや数打ちの音が大きく響くんですね。ボディが木製ということで、ある意味、楽器のようで、時間の経過と共に木が乾き音も変わっていき、どんどん良く鳴るんだと思います。
現在のチャイム付きのクロックは、高級機種になっても、電子音がスピーカーから流れる音なんです。澄んだ綺麗な音で、ボリュームも付き、それはそれで便利ですが、実際にリン棒を鳴らして箱を鳴らすサウンドは別物です。機械が実際にリン棒を叩く様子を見て、ギタリストのパット・メセニーが2010年に試みたオーケストリオンプロジェクトを思い出しました。機械式のチャイム付き時計は、小さなオーケストリオンのようです。一番下に、この時計のチャイムとパット・メセニーのオケーストリオンの動画を貼っておきました。ご興味があれば御覧ください。
チャイムは定番のウエストミンスター、15分、30分、45分、正時と15分毎に鳴ります。15分は1小節、30分は2小節、40分に3小節、正時にチャイムのフル演奏後、数打ちをします。しかも夜間自動停止装置がついていてPM11:00からAM6時まではチャイムは演奏せずに正時に数打ちのみをします。
この複雑な鳴り方をコントロールするのが文字盤の下にある面白い形のカムたちです。機械を取り出すと見ることが出来ます。(上の写真)
機械の一番下にあるウエストミンスターチャイムのメロディーをつくるカム。
機械式腕時計のムーブメントと同じ緩急針がついていました。機械式の置時計もこの頃には、ここまで来ていたんですね。
12時のチャイムと数打ちです。
スピーカーからではなく、実際に楽器を鳴らすというサウンドにこだわったユニークなパットメセニーのプロジェクト、愛知時計はたった4つの音のみで、こちらは壮大なスケールでの演奏で、音楽的には違うかもしれませんが、何か、似たような香りを感じた次第です。
ノモスの分解掃除料金が2018年5月21日より値上げになります。
新価格は、2018年5月21日アフターサービス受付より適応になりますので、弊店にご依頼の際、旧価格でのご案内は2018年5月17日までの弊店到着分とさせていただきます。ご了承ください。
表示の価格は、正規保証書添付の会員価格(税抜)です。
手巻モデル
3針 ¥23,100→(新)¥25,200-
ディト付き ¥231,00→(新)¥26,600-
パワーリザーブ ¥30,1000→(新)¥33,600-
自動巻
3針 ¥28,000→(新)¥31,500-
ディト付き ¥28,000→(新)¥33,600-
GMT及び
ワールドタイマー ¥38,500→(新)¥42,000-
※必要な換部品がある場合は、分解掃除料金に部品代が加算されます。
そろそろ、分解掃除をお考えの方は、お早めにどうぞ。
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