異端から正統へ

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楽しみにしていた新譜をようやくゆっくり聴くことが出来ました。パットが絶賛していた若手ピアニストブラッドメルドーとのデュオ。予想とおり素晴らしい出来でした。美しいシンプルなアコースティックピアノにパットのギターが溶け込んで行く感じです。

タイトルの「異端から正統へ」というのは「ECMの真実」by稲岡邦弥氏 の副タイトル。ECMというレーベルにはパットメセニー、チックコリア、キースジャレットやギズモンティ、リッチーバイラーク….所属していて、当時ビバップジャズしか認めない古い評論家の人たちは、ECMの音楽をそんなのはジャズじゃないと異端扱いしていたようです。でも彼らがいなければジャズは古典で終わっていたかもしれません。異端から正統へという言葉は、新しい物が生まれる時、いつの時代にも当てはまるものかも知れませんね。

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異端から正統へ」への4件のフィードバック

  1. ES-175

    しまった!忘れてました。
    もう出ていたんですね、このアルバム。
    ほんと、楽しみです。
    もしや、The Way Up のDVDも、もう手に入れました?

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  2. nakaya

    なかなか良いですよ。これとリチャードボナが最近のお気に入りです。リチャードボナはPMG参加以来ですが、Tikiというアルバムが良いです。外国語もここまでわからないと気持ち良いです。(笑)
    DVDは注文してますよ、もうすぐ届くと思いますが、楽しみでしょうがありません。ただライブでは後半にあったお馴染みのナンバーは収録されていないようです。AYGWMのハーモニカよかたんですが。

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  3. 門脇

    珍しいAMPお持ちと思いきゃ、メセニ〜好きでしたか!ECMとレベルソの例えもお茶目ですね!?
    確か…クラプトンがL‐5で出て来てワイルマイ弾き始めた時、高校生でしたが『この人馬鹿じゃないの?』と思いました。
    銀座ヤマハホールのフィルムコンサートで後席でミカバンドの加藤さん達がギャーギャー騒いでた記憶が在ります。

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  4. nakaya

    こんちは。パットメセニーは結構昔から好きです。ジャンルを問わずギターリストの音楽は好きなんです。尊敬します。ギターという楽器は、色んなスタイルがあって面白いですね。自分はフォークソングから入って、学生の頃先輩の影響でブルーグラスやアメリカ民謡が好きになり、そのころギタリスト中川イサト氏を知りブルースやラグタイム、フィンガーピンキングに魅せられました、そしていつまでたっても憧れの存在ジャズギターと….今では時々一人でちょっろと弾くだけですが、下手なギターでもこれが、なかったら随分つまらない人生だたのではないかと思います。今は、一人で弾くギターは日記のようなものです。
     フィルムコンサートはもしかしてバングラデシュのコンサートでしょうか?もしそうなら少し前に発売されたDVDでクラプトンの当時を回想するインタビューがついていて、照れくさそうにあのタイプ(フルアコ)のギターを使ったのは失敗だっ..のようなコメントしてました。でも映像ではみんな若くて、カッコイイです。あの頃は、クラプトンがグラミーを取るメジャーなミュージシャンになるとは思わなかったですが。門脇さまもお好きなんですね。良いものは良いですね。

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