昨年2006年はモーツアルトが生まれて250周年ということで、テレビでもよく特集が組まれてその音楽を耳する機会も普段より多かった気がします。音楽はもちろん人間的にもとても魅力的な人だったようですね。生誕250周年を記念してボーグリから限定発売されたオールゴール付きポケットウオッチです。手巻き式機械式時計とオルゴールはどちらもスイスの伝統工芸品ということで相性のよい組み合わせですね。オールゴールはリュージュ製。
SOLD OUT
余談ですが……モーツアルトといえば、自分も大好きでたまにジャズの合間に店頭でも流しております。以前ジャズピアニストのキースジャレットとチックコリアの2人が音楽祭(1985年東京ミュージックジョイ)の企画でモーツアルトのピアノ協奏曲にチャレンジするというのがありそのリハーサル風景や本番がドキュメンタリー風にテレビで紹介されていました。特にキースジャレットはジャズの時とは違った一面を見せ、まさにクラッシックピアニストのタッチで弾きこなし、こんなことも出来てしまうと奥の深さを感じさせられた記憶があります。番組中キースはモーツアルトの音楽を3本の薔薇の花に例え、見る方向を変えると違った印象になるんだと語っていたのが印象的でした。モーツアルトの音楽が何年たっても愛され続けている、飽きられることがないことを上手く説明した一言だったと思います。以来、物を選ぶとき、それが長く通用するかどうかの判断の基準に採用しています。なかなか難しいですが。