ジオグラフィークは、1990年に初代モデルが発売され今回2011年のモデルで4代目になります。ケースサイズは前作よ若干小さくなって39mm。タイムゾーンで切り替える第二時間帯、パワーリザーブインジゲーター、ポインターディトという機能のコンビネーションは、そのままに、その時代で時代で、デザイン、サイズを変えながら今年で21年というロングシリーズになります。
そのデザインの遍歴は掲示板のほうにも書きました。
もちろん、GMTウオッチとしては、デビューから最強で、実用性があり、使い勝手のある機能を持った時計ですが、実際には、気分で好きなタイムゾーンを選んで表示させ楽しむといった楽しみ方もありかと思います。タイムゾーンは10時位置のリューズでカチッ、カチッと切りかえますが、ある雑誌に、タイムゾーンを次々に切り替えるのは、地球儀をくるくる回して世界一周を楽しむ感覚と似ているという記事がありました。使い方、楽しみ方は自由です。
何より機能から生まれた時計の顔が良いですね。歴代のモデルと比べると近年はこのモデルに限らずダイヤルのボンベイスタイルという美しい曲線感が薄らいで平面チックな感じを受けるのが気になります。