エコドライブ快適にお使いになるために…..正しいお付き合い方。

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ソーラセルをダイヤルに配置して、光発電した電気を二次電池に蓄えてクォーツムーブメントを作動させるシチズンのエコ・ドライブ。便利なシステムですが、お付き合い方を間違えると突然「止まっちゃった」、「時間が合わなくなった」(電波修正機能付き)という症状になります。その原因の殆どは、充電不足によるものです。

時計が止まってしまったら一体どのくらいの時間光に当てる?

晴れた日の太陽光が一番。

 不足の事態発生で、止まってしまったり、受信しなくなっちゃったら、充電不足の可能性が高いので、とりあえずダイヤルを光にあてて充電してみましょう。下記が停止から通常に動き出すまでのお目安時間です。
屋外(晴天) 50〜70分(充電完了までは約1.7〜3時間)
屋内照明 192〜220時間

もちろんキャリバーや、光量条件ににもよるのでお目安としてご参照ください。ただ言えるのは晴れた日の太陽光線が断然効率が良いです。というか止まってしまったら屋内照明はちょっと現実的じゃない。また白熱灯やハロゲンランプ等に文字盤を近づけて充電すると一見効率がよさそうですが、高温による故障の原因になりかねないので、これは避けるべきです。
電波時計の場合
電波受信機能がついている場合、充電が十分になると、受信可能になります。お急ぎの場合は強制受信モードで受信するか、お急ぎでなければ、窓際に置いておけば翌朝には時間があっているはずです。

ソーラー時計は、電池交換不要?…メンテナンスフリーではない。

 光量が少なく発電できない時でも時計を作動させるために充電用の2次電池を使っているので、この電池にに寿命がくれば、光をあてても作動しなくなります。その場合この電池を交換しなければなりません。メーカーさんが電池交換不要と言いきっているのは、その時には、ムーブメント自体のメンテナンスが必要になっているので、そのメンテは単に「電池交換」とは呼ばないということだそうです。^^; メンテナンスフリーではないということです。十分に太陽光をあてても作動しなくなったらメーカーのメンテナンスが必要です。

まとめ

突然止まらないように
○時計を使わない時は、時計を引き出しやケースにしまわない。
○2〜3週間に一度は、お天気の良い日に、窓際とか、屋外で太陽に向けて光を当てる。
○発熱する電球下、夏期の車のダッシュボードなど高温(約60℃以上)になりやすい光源は避ける。
あまり読まれることがない取説↓ご参照ください。

CITTEZEN 取説より
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